ここから本文です

ディズニーやジブリは近年のアニメにどんな影響を与えた?

ギズモード・ジャパン 10/1(土) 12:10配信

いつかアニメの世界もグローバル化。

日本のアニメとディズニーアニメ、ふたつは様々な点で異なりますが、お互いに影響を与え合っているのです。ではどういう風にーー? 今回は、Moviepilotの考察をお届けします。

今の日本のアニメスタイルは、伝説の漫画家でありアニメーターの手塚治虫氏が構築しました。アニメ好きの父親がフィルム映写機を所有していたおかげで、手塚氏は幼少期より古いディズニー作品を楽しみ、当時見たであろう「ベティ・ブープ」や「ミッキーマウス」といったキャラクターから大きい目のインスピレーションを得たと考えられます。

宮崎アニメの影響力

今活躍している海外の多くのアーティストやアニメーターが日本のアニメ、特に宮崎駿氏の作品に影響を受けています。

例えば、「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」「となりのトトロ」といった駿氏の作品で描かれる飛行シーンは、それぞれ独自のやり方にアレンジはされていますが「The Rescuers Down Under」やピクサーの「カールじいさんの空飛ぶ家」、ドリームワークスの「ヒックとドラゴン」などに取り入れられています。

また、悪役の描き方も注目されています。宮崎アニメの悪役は、主人公にとっては悪に見えていたとしても、立場を変えれば事情があり、必ずしも悪とは言えません。その最たるものが「もののけ姫」のエボシでしょう。彼女は森を切り崩し獣を殺しますが、それはタタラ場の住人の暮らしを保証するためなのです。

こういった悪役の設定は、ピクサーの「モンスターズインク」の会社社長ウォーターヌースにも見られます。彼は子供を誘拐して強制的に悲鳴を集めようとしていましたが、それはモンスター・ワールドに電気を供給し続け、会社と従業員を守ろうとしていた上でのこと。悲鳴こそがエネルギーになると信じて疑わない社長にとって、無理やりにでも子供達から悲鳴を採取するのが最も効率的な方法だったとも言えるのです。

1/2ページ

最終更新:10/1(土) 12:10

ギズモード・ジャパン