ここから本文です

広島・福山で「ばらフェス」開幕 市花の歴史紹介や版画展

山陽新聞デジタル 10/1(土) 20:50配信

 広島県福山市の市制施行100周年を記念し、JR福山駅前の4商業施設がコラボレーションした「ばらフェス福山」が1日、市中心部で始まった。初日はバラの絵や市とバラの関わりを紹介する展示でにぎわった。30日まで、市花・バラにちなんだ催しが開かれる。

 天満屋福山店(元町)、さんすて福山(三之丸町)、アイネスフクヤマ(東桜町)、エフピコRiM(西町)が協力し、企画した。

 エフピコRiM7階の市ものづくり交流館では、フランス皇帝ナポレオンの妃・ジョゼフィーヌが栽培したバラを描き続けた植物画家のピエール・ジョゼフ・ルドゥーテ(1759~1840年)にスポットを当てた「ルドゥーテのばら」展(30日まで、福山ばら会など主催)が開幕。代表作「バラ図譜」に収録された彩色銅版画169点を展示し、赤や濃いピンクの花びらが特徴の「ガリカ」や、甘い香りが特徴の「ダマスク」など古い品種のバラの絵が並ぶ。バラやパンジーなどを描いたルドゥーテの水彩画2点や創立60周年を迎えた福山ばら会の過去の会報も置いている。

 同市の公務員女性(58)は「つぼみや葉など細部まで丁寧に描いていて美しい。普段バラを育てているが、もっと深く観賞してみたいと思いました」と話していた。

 市とバラの関係の歴史を紹介するパネル展示(30日まで)も4施設で始まった。天満屋福山店正面玄関に設置されたパネルには、1956年に近隣住民が戦災で荒廃したまちに潤いを与えようと、現在のばら公園(花園町)にバラの苗千本を植え、翌年から市が整備したことを紹介している。

 期間中はこのほか、バラにちなんだアロマスプレーやアクセサリーなどをつくるワークショップ(16日、アイネスフクヤマ)、市出身のシンガーソングライター森恵さんらが出演する音楽祭(23日、4施設)などがある。

最終更新:10/1(土) 20:50

山陽新聞デジタル