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子猫とじゃれ合うと死に至る可能性も? 「猫ひっかき病」にご注意

The Telegraph 10/1(土) 14:00配信

【記者:Helena Horton】
 子猫を抱き締めるといつも幸せな気分になれる──だが専門家らは、それが健康を害する可能性もあると警鐘を鳴らしている。

 米疾病対策センター(CDC)の医師らが、猫が媒介する細菌性疾患「猫ひっかき病」に関する大規模な調査を行った。その結果、死を招く恐れもあるこの病気が広がる範囲や影響が、予想していたよりも深刻であることが分かった。

 この病気にかかると発熱や膿疱(のうほう)といった症状が出る。また極端な例ではあるが、合併症を引き起こして死に至る恐れもある。

 CDCの医師らは、猫を触った後は必ず手を洗い、猫へのキスは極力避けるよう注意を促すとともに、飼い主には猫のノミ対策を徹底するよう呼び掛けている。

 CDCのクリスティーナ・ネルソン(Christina Nelson)医師は、「この疾患の範囲や影響は、われわれが思っていたよりも若干大きい」と認めた上で、「猫ひっかき病は予防できる。リスクの高い層と病気のパターンを特定できれば、予防努力に重点的に取り組むことができる」と話している。

 病気を持っている可能性がより高いのは、子猫や野良猫だ。感染している猫に引っかかれたり、猫をなでた後手を洗わずに自分の口を触ったりするとうつる。野良猫や子猫を相手に、キスしたりじゃれ合って遊んだりするのはなるべく避けた方がよい。飼い猫の場合は、野良猫と距離を置くよう注意する必要がある。

 とはいえこの病気にかかるのは比較的まれで、今回の調査によると、年間発症者数は人口10万人当たり平均4.5人だった。予想よりは多かったものの、子猫にキスすればたちまち命の危険を冒しているとまで考える必要はないといえる。【翻訳編集】AFPBB News

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最終更新:10/1(土) 14:00

The Telegraph