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オスプレイ配備、佐賀選定根拠に疑問 九州防衛局が西川副校区で説明会

佐賀新聞 10/1(土) 10:47配信

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で、九州防衛局は30日、佐賀県佐賀市川副町の西川副校区で住民説明会を開いた。大詫間、南川副に続く3カ所目で、約70人が出席。ノリ漁業への影響を懸念する声や佐賀空港を「適地」としたことへの疑問などが示され、厳しい意見が相次いだ。

 市川道夫企画部長が、計画の概要を30分ほど説明した。質疑では、オスプレイの必要性や佐賀空港を選定した根拠に対する疑問などを問う声が目立った。

 「自衛隊のヘリCH47が1機約50億円。100億円もするオスプレイがなぜ必要なのか」「(連携部隊が近い)長崎空港は適地ではないのか」との問いに、市川部長は「CH47の2倍の速度と航続距離があり、南西部の島しょ防衛に必要」「長崎空港は海に出ている構造で、どういう(運用)状態がいいかを考えると適地ではない」と答えた。

 ノリ漁業への影響に関しても、「ノリは熱に弱い」とオスプレイの排気熱を懸念する声や「(日常的な飛行ルートにある)空港の沖は漁期には800人以上も出る。配慮するのか」との疑問も示された。

 地元への負担軽減策として補助金の話に及ぶと「元はわれわれの税金。簡単に言わないでほしい」との批判も出た。

 川副町での説明会は、2日の中川副校区で一区切りとなる。

最終更新:10/1(土) 10:47

佐賀新聞