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学力テスト、さいたま市は正答率が全平均上回る 無解答率高く課題に

埼玉新聞 10/1(土) 10:30配信

 埼玉県のさいたま市教育委員会は、今年4月に実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、市内児童生徒の平均正答率が全国、県、大都市(政令市と東京23区)を上回ったと発表した。市教委では、市内児童生徒の学力はおおむね良好である一方、設問に答えなかったり、一度書いた解答を消してしまう「無解答率」も全国平均より高い傾向が見られたとして「無解答の理由を分析し、今後、思考の過程を残す教育を奨励する」としている。

 調査は全国の小学校6年生と中学校3年生の全児童・生徒を対象に、国語と算数・数学の学力調査と、学習状況調査を実施。市内では小学校103校の1万889人、中学校57校の1万242人が参加した。

 教科に関する調査は、知識を問うA、活用する力を問うBに分けて出題され、市内小学校の平均正答率は、国語Aが74・7%(全国72・9%、県71・6%、大都市73%)、国語Bが60・8%(全国57・8%、県56・7%、大都市58・8%)、算数Aが78・3%(全国77・6%、県75・9%、大都市77・8%)、算数Bが49・7%(全国47・2%、県46・3%、大都市48・3%)といずれも各平均を上回った。

 中学校では国語Aが78・9%(全国75・6%、県74・9%、大都市75・8%)、国語Bが71・1%(全国66・5%、県65・6%、大都市67%)、数学Aが65・7%(全国62・2%、県60・3%、大都市62・8%)、数学Bが47・8%(全国44・1%、県43・2%、大都市45%)と、いずれの平均よりも高かった。

 また、生活習慣等と平均正答率の調査では、「朝食を毎日食べる」と答えた児童生徒の方が、「全く食べない」と答えた児童生徒よりも平均正答率が高いことが分かった(「食べる」=小学校67・1%、中学校67・3%、「全く食べない」=小学校47・3%、中学校50・9%)。

 結果の概要は今月上旬から、市教育研究所のホームページ(http://www.saitama-city.ed.jp/)で公開される。

最終更新:10/1(土) 10:30

埼玉新聞