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中華街での人々の暮らしたどる 横浜華僑による歴史写真展

カナロコ by 神奈川新聞 10/1(土) 15:00配信

 横浜華僑による中華街の歴史写真展が10月1~10日まで、広東会館(横浜市中区山下町)で開催される。広東会館倶楽部の主催。2012年に続き2回目。今回は、町の人たちから寄せられた写真など、約100点を展示。戦前・戦後の中華街での人々の暮らしが垣間見える。

 神奈川新聞社、横浜開港資料館、中区役所の後援。同倶楽部は中国・広東出身者で組織し、現在、約100人が会員に名を連ねる。

 前回が好評だったことから、規模を拡大した。最も古いのは1902年撮影。チャイナ服を着た男性を中心とした、ある一家の家族写真で、提供した子孫の華僑の女性は「普段は意識することが少ないが、この写真を見た時、自分が中国人だと実感した」とのコメントを寄せている。

 このほか、戦時中、華僑と日本人が一緒に臨んだという防空訓練や、華僑の最初の保育園など、貴重な資料がずらり。街や人の今昔を写真で比較する「古往今来」や、「新聞からみる横浜中華街」と題したコーナーを用意。55年の初代牌楼(善隣門)完成時の新聞記事なども展示している。

 30日には内覧会が行われ、周慶錦会長(51)は「写真の一枚一枚に物語がある。町の人たちが懐かしみ、昔話に花を咲かせるも良し。来街者には、華僑の歴史を感じ取ってもらえたら」とあいさつ。林兼正終身名誉会長(75)は「次世代に、中華街の歴史を受け継いでいってほしい」などと語った。

 入場無料。午前10時~午後4時。問い合わせは、同倶楽部電話045(681)9997。

最終更新:10/1(土) 15:00

カナロコ by 神奈川新聞