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東京・武蔵野市議会、高江ヘリパッドに反対の意見書

沖縄タイムス 10/1(土) 9:45配信

 【東京】東村高江周辺での米軍北部訓練場内ヘリパッド建設を巡り、武蔵野市議会(深沢達也議長、26人)は30日の本会議で、「住民の安心とやんばるの森の自然環境の保全を求める意見書」を賛成多数(15人)で可決した。高江のヘリパッド建設に関し、反対の民意の尊重を求める意見書の可決は県外で初めてという。国政野党系や公明会派が賛成した。

 意見書では県内の選挙結果、県議会意見書などで示された「米軍基地・ヘリパッド建設反対の民意を尊重するべきだ」とし、政府に「対話を通じて解決の道を探るべきだ」と主張。「生活の安心と自然環境の保全を図るよう求める」としている。宛先は首相のほか、総務、防衛、外務、沖縄担当の各大臣。

 本会議では賛成、反対の立場から討論があり、賛成の議員は「建設は負担軽減につながらない」「民意を尊重するのは当然」などと強調。反対の議員は、武蔵野市に関係ない事案について意見するべきでないなどと主張した。

 提案者の一人、内山さとこ市議は「民意を尊重しない理不尽な工事はあってはならない。他の自治体でも沖縄の現実に声を上げることは大事だ」と話した。同議会は昨年9月、名護市辺野古での新基地建設に対し、地方自治の尊重を求める意見書を可決している。

 意見書を働き掛けた市民団体「辺野古アクションむさしの」の高木一彦主宰は「辺野古や高江での抗議行動を見捨てることなく一緒に闘っていきたい」と述べた。同団体は高江に派遣されている警視庁機動隊への公金支出は違法不当とし、都監査委員に住民監査請求を行う予定。

最終更新:10/5(水) 11:35

沖縄タイムス