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北朝鮮 もう韓国大統領選に介入? =言及本格化

聯合ニュース 10/2(日) 9:50配信

【ソウル聯合ニュース】来年末の韓国大統領選に向け与野党から出馬表明が相次ぐ中、北朝鮮の複数のメディアが韓国大統領選への言及を始めた。

 朝鮮労働党機関紙の労働新聞は9月29日、「朴槿恵(パク・クネ)逆賊が保守勢力の再度の政権獲得を夢見ることこそ人民を愚弄(ぐろう)冒涜(ぼうとく)する破廉恥な盲動にほかならない」と主張。現政権が悪政と腐敗無能により韓国のすべてを台無しにし、かつてない同族対決政策で南北関係を最悪の破局状態に追い込んだとしながら、「傀儡(かいらい)保守の輩は再び政権をとるのではなく、人民の要求通り政治の舞台から自ら退いて当然だ」とした。

 同新聞は翌30日にも、「南朝鮮(韓国)の人民が青瓦台(韓国大統領府)の悪女とその一味に期待するものなど何も無く、この者たちが次の大統領選を通じ再び権力の座につけばそれ以上の不幸と災難はないということを切実に感じている」と言及した。

 対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」は、朴大統領がこの先首相や党代表として長期にわたり政権を握ることは悪夢で、民族全体の災いになると主張した。

 また、国外向けラジオ放送、平壌放送平壌放送は29日、出馬が取り沙汰されている潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の名を挙げ、「南朝鮮に支持基盤もなく政治的に無能なだけでなく、南朝鮮の現実もよく知らない」と批判した。

 北朝鮮はこれまでも韓国の大統領選や国会議員総選挙など大型政治イベントに影響力を及ぼそうと試みてきた。これについて韓国・北韓大学院大の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は、北朝鮮による韓国の選挙への介入は北朝鮮の意図とは逆の結果になっているとし、「それでも同じようなことを繰り返すのは、忠誠心を示そうとする内部の競争のためだ」との見方を示した。

最終更新:10/2(日) 10:10

聯合ニュース