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『ジェイソン・ボーン』続編の可能性アリ!?

シネマトゥデイ 10/2(日) 18:16配信

 マット・デイモンを一躍世界的アクションスターにした『ボーン』シリーズの2~3作目を手がけたポール・グリーングラス監督が、再びメガホンを取った待望の9年ぶり新作『ジェイソン・ボーン』について語った。

マットがしゃべる!『ジェイソン・ボーン』特別映像

 『ボーン』シリーズへの復帰に乗り気ではなかったというグリーングラス監督だが、ファンに「いつになったら、『ボーン』新作が観られるの」と言われ続けてきたマットに説得され、新作のアイデアを考え始めたと言う。「マットと話す前から、僕はギリシャの状況や、プライバシーや国家安全に影響を与えるサイバー開発など、多くのことに興味を持っていた。そして奇妙なことに、今作を作ろうとした時、すべてがそこにはまりこんだんだ。いつも興味を持っていることから始めると、映画はどこからともなくやってくる。それらのアイデアを入れ込める容れ物のようにね」。

 今回、マットはプロデューサーも務めているが、久々に寡黙なヒーロー、ボーンを演じた彼に、どこか変わったところはあったのだろうか。「マットは今もとても素晴らしいよ。僕らはいい友だちなんだ。年を重ねたことで、彼は役者としてより豊かになり、深みを増した。もっと幅広く内面を表現出来るようになったと思う。彼自身の人生を長く生きたからだよ」。

 これまでの『ボーン』シリーズ同様、社会問題が、純粋のエンターテインメントにうまく織り込まれているのが魅力だが、ポールは何よりも娯楽性を重視していると言う。「『ボーン』シリーズを作るなら、まずエンターテインニングじゃないといけない。土曜の夜に観るようなポップコーン映画なんだよ。人々はジェイソン・ボーンと一緒にジャーニーに出かけるのが大好きで、彼の知的なところが大好きだ。彼が次に何をやるのか考えることを楽しんでいるんだよ」。

 そして、最大の見せ場であるカーチェイスは、ラスベガスでおよそ200台の車を使って撮影されたそうだ。「何百人ものスタントドライバーがラスベガスのメインの通りで運転したんだ。カメラチームやサウンドチーム、スタントチーム、そして音楽やサウンドデザインもすごく大事だ。監督の仕事というのは、それらすべてをシンフォニーのように1つの音楽にまとめてハーモニーを作り、指揮者がテンポを決めるように、テンポを設定することなんだ」。

 今作には、トミー・リー・ジョーンズやアリシア・ヴィキャンデルがCIAエージェントとして新たに登場。スリリングな展開を見せるが、ストーリーの終り方からすると、続編が作られる可能性が高そうだ。「絶対にやらないとはもう言わないことにした」というポールが、またマットとタッグを組む気になってくれることを期待したい。(取材・文:吉川優子)

映画『ジェイソン・ボーン』は10月7日より全国公開

最終更新:10/2(日) 18:16

シネマトゥデイ