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とみおか診療所始動 初日から救急患者相次ぐ

福島民報 10/2(日) 13:20配信

 東京電力福島第一原発事故により全町避難が続く福島県富岡町で1日、町立とみおか診療所が診療を開始した。早ければ来年4月を目標とする避難指示解除に向け、医療の再生が一歩進んだ。
 原発事故前、同町の今村病院院長として診療に当たっていた今村諭氏(61)が所長を務める。初日から救急患者が相次いで運び込まれ、診療に追われた。
 準備宿泊で町内に帰還している無職斎藤和也さん(57)と母幸子さん(86)は午前9時の診療開始とともに訪れた。和也さんは「ようやく今村先生に診てもらうことができた。安心した」とほっとした表情で語った。
 今村所長は「震災前に診察していた患者の顔を見ることができ、懐かしかった。地域住民に頼られる医療機関にしていきたい」と述べた。
 診療科目は内科、外科、精神科で、診療日は木、金、土曜日の週3日。来年4月からは火曜日から土曜日までの週5日となる。時間は午前9時から午後零時半までと、午後1時半から午後5時まで。
 問い合わせは診療所 電話0240(22)6522へ。

福島民報社

最終更新:10/2(日) 13:23

福島民報