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日経平均は安定なのか膠着なのか、それが問題

投信1 10/2(日) 8:15配信

2016年1-9月の日経平均株価は、終値の65%が1万6,000円台

早いもので9月も終わり、2016年もあと3か月となりました。株式市場が開いている営業日数ベースでは、184日が経過し、残りは61日となります。暦の上では残り92日ありますか、営業日数で見ると今年も残りわずかであることが実感されます。

さて、9月30日の日経平均は1万6,449.84円で引けました。株式投資に日々取り組んでおられない方でも、この1万6,000円台という響きに、“またか”、とお感じになられる方が多いと思いますが、それは無理もありません。

実際に、2016年1月から9月末までの日経平均の終値は、”またか”という印象の通りだったからです。以下、日経平均終値の1,000円刻みでの分布を見てみましょう。

1万4,000円台:2日(全体の1%)
1万5,000円台:26日(14%)
1万6,000円台:119日(65%)
1万7,000円台:34日(18%)
1万8,000円台:3日(2%)

このように、2016年1月から9月末までの日経平均の終値は、実に65%が1万6,000円台でした。2016年の株式市場が、大きく上昇もしなければ、その逆もなく、ある一定レンジで株価が滞留する「膠着相場」であることが、この数字からもよく分かります。

では、2015年(年間)はどうだったでしょうか。同じように1,000円刻みでの終値の分布を示すと以下のようになります。

1万6,000円台:5日(2%)
1万7,000円台:38日(16%)
1万8,000円台:59日(24%)
1万9,000円台:74日(30%)
2万円台:68日(28%)

2016年とは明らかに異なることがご理解いただけると思います。滞留期間が最も長かった価格帯は1万9,000円台ですが、その上の2万円台や、その下の1万8,000円台も、ある程度の日数があります。

つまり、上がる時もあれば下がる時もあるという相場であり、今年のように真綿で首を絞められるような感覚を覚える膠着相場ではありませんでした。

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最終更新:10/2(日) 8:15

投信1

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