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家事育児をしない「九州男児」を啓発 動画「知事が妊婦に。」の裏側を聞いた

BuzzFeed Japan 10/2(日) 6:00配信

「日本の男は世界一家事をしない」という調査結果がある・・・

夫は仕事に専念し、妻ばかりに家事や育児を負担させる。

そんな現状を打破しようと、九州と山口の各県と経済界が作成、公開した動画「知事が妊婦に。」がインターネット上で話題になっている。

BuzzFeed Japanは、プロジェクトを担当する佐賀県の男女参画・こども局こども未来課に、作成過程の裏側を聞いた。【鈴木貫太郎 / BuzzFeed Japan】

「九州男児」は家事をしない、という

国際社会調査プログラム(ISSP)の調査では、日本の夫は世界的に見て、家事育児の時間が短い。

佐賀県こども未来課によると、九州・山口地域の男性は、家事や育児に関わる時間が全国平均よりもさらに短く、妻は夫に比べ約7倍働いているというデータもある。

そんな「世界一家事育児をしない男たち」に向けて、動画「知事が妊婦に。」は作られた。「仕事と生活の両立」の大切さを伝え、子育てに優しい職場作りを啓発するためだ。

官民一体となって九州地域の発展を推進する「九州地域戦略会議」は2014年、男性の育児・家事参加を促進するため、プロジェクト「九州・山口ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン」を立ち上げた。

佐賀県が事務局となって、啓発動画やポスターの制作を手掛けた。

ウェブ動画制作には、今年7月~9月の約3か月を要した。予算は900万円。各県が100万円ずつ負担したという。

若手知事3人が妊婦体験

動画「知事が妊婦に。」に登場するのは、佐賀県の山口祥義知事、宮崎県の河野俊嗣知事、山口県の村岡嗣政知事だ。

各知事のスケジュールを考慮し、行政の長である知事の中でも子育て世代に近い若手知事3人が出演者に選ばれた。

妊娠7カ月に相当する7.3キロの妊婦ジャケットを着て、実際に買い物をしたり、公務をこなしたり。プロジェクトの先導役である、知事自らが妊婦の大変さを体験した。

佐賀県知事はスーパーでの買い物、宮崎県知事はデスクワーク、山口県知事は掃除や洗濯を体験した。

動画に映る知事は一人で車の後部座席に乗ることはおろか、靴下を履くことですら一苦労している。

本当に妊婦って辛そうだ。。。

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最終更新:10/2(日) 11:29

BuzzFeed Japan