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幻の「寝台新幹線」も 京都鉄道博物館、初の企画展「寝台列車の軌跡」開催

乗りものニュース 10/2(日) 7:00配信

展示車両には寝台特急のヘッドマークを掲出

「京都鉄道博物館」(京都市下京区)は2016年9月29日(木)、開館後初の企画展として、日本における寝台列車の移り変わりと、同館で保存、展示している寝台車両などについて紹介する「The Sleeper Train ~寝台列車の軌跡~」を、10月8日(土)から2017年1月末まで開催すると発表しました。

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 寝台車は、アメリカのカンバーランド・バレー鉄道が1838年に導入したものが世界初といわれています。企画展ではこれ以降の欧米における寝台列車事業の盛衰などを写真や図版付きで紹介。日本では1900(明治33)年に初めての寝台車が当時して以降の、明治、大正時代に見られた一等、二等寝台車や、昭和初期に登場した庶民向けの三等寝台車などが写真や図版で解説、紹介されます。また、戦後に連合軍(進駐軍)が使用した専用列車の寝台券業務用見本(実物)をはじめ、当時の乗車券類なども展示される予定です。

 さらに、1958(昭和33)年に登場し、車体の色から「ブルートレイン」と呼ばれるきっかけになった20系客車や、座席と寝台の機能を兼ね備える583系電車、「寝台新幹線」としての運用を想定して試作された961形電車などの車両をはじめ、JR発足後にデビューした寝台特急「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」、JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」、そして来年に運行が始まるJR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」やJR西日本の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」なども、解説とともに写真や図版で紹介されます。

 寝台特急のヘッドマーク(実物、複製)や「あさかぜ」のパンフレット(実物)、オロネ25形個室寝台(実物)、「トワイライトエクスプレス」の乗務員の制服やヘッドマーク(いずれも実物)なども展示される予定です。

 企画展の期間中には、実物の展示車両に寝台特急のヘッドマークを掲出。DD51形ディーゼル機関車の756号機には「出雲」、EF81形電気機関車の103号機には「トワイライトエクスプレス」、EF66形電気機関車の35号機には「富士」のヘッドマークがそれぞれ取り付けられます。

乗りものニュース編集部

最終更新:10/2(日) 8:49

乗りものニュース