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『君の名は。』 大ヒットで注目度上昇!神木隆之介、声優としての魅力

dmenu映画 10/2(日) 18:00配信

『君の名は。』の勢いが止まりません。東宝の発表によれば、9月22日までに早くも動員774万人、興行収入が100億円を突破したそうです。本作で一際異彩を放っていたのは、主演の男子高校生・立花瀧を演じた神木隆之介。
幼少期より野島伸司脚本のドラマ『あいくるしい』や、三池崇史監督の映画『妖怪大戦争』などで子役として注目を集め、近年においても『るろうに剣心』『バクマン。』といった注目作に次々と出演。来年には、羽海野チカの漫画を映画化した『3月のライオン』で主役を演じることが決まっているという、飛ぶ鳥を落とす勢いの若手実力派俳優なのはご存知の通りです。その卓越した表現力は、声だけの演技においても縦横無尽に発揮されています。

男女問わず感動必至の『君の名は。』

筆者も公開されて20日後くらいの日曜日に東京・新宿の映画館へ観に行ったのですが、劇場はネットで事前予約しなければ入れないほどの超満員。客層は10~20代と思しき若い世代が中心で、特にカップルが目立ちました。物語の終盤、一度でも恋をしたことがある人なら胸を焦がさずにはいられない切ない演出が怒涛のように何度も挿入されているため、館内ではちらほら鼻をすする音が。上映終了後、退出時の人ごみの中の会話に耳をそばだてていると、若い男性客の声で「泣いた」という言葉も複数回耳にしました。男女問わず、心の琴線に触れる作品であることは間違いないでしょう。

男口調・オネェ口調を使い分ける神木隆之介の演技が冴える

『君の名は。』の主人公はストーリー上、映画『転校生』のようにヒロインの女子高生と中身が入れ替わったり、元の17歳の男の子に戻ったりを繰り返すため、神木は男っぽい口調→オネェ口調→男っぽい口調……というように、めまぐるしいほど声色の変化を余儀なくされるのですが、専業声優のお株を奪わんばかりに、見事演じ分けているのです。こうした演技の幅は、おそらく、幼少期から声優の仕事を多数こなしてきた経験値により、醸成されたものなのでしょう。

『千と千尋の神隠し』で声優デビュー。以降、ジブリ作品でスキルを磨く

彼の声優としてのキャリアは古く、2001年までさかのぼります。デビュー作となったのは、日本歴代興行収入第1位を記録した空前絶後のヒット作『千と千尋の神隠し』。役柄は「坊」という脇役で、当時8歳の神木少年の演技は声優初挑戦らしく、かなりの棒読みだったようです。
以後スタジオジブリとは、2004年『ハウルの動く城』(マルクル役)、2006年の三鷹の森ジブリ美術館限定公開の短編『星をかった日』(主役のノナ役)、2010年の『借りぐらしのアリエッティ』(翔役)に出演するという蜜月関係になります。

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最終更新:10/2(日) 18:00

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