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E型肝炎 追加へ 優先的リスク管理 有害微生物リスト

日本農業新聞 10/2(日) 14:00配信

 農水省は、食品の安全を確保するために、「優先的にリスク管理を行うべき有害微生物」のリストに、近年患者数が増えているE型肝炎ウイルスを加える方針を固めた。E型肝炎ウイルスを含めたリストの見直し案と有害微生物の実態調査の中期計画案(2017~21年)を意見交換会や意見募集に諮り、年内に公表する予定だ。

 E型肝炎ウイルスは豚やイノシシ、鹿などの肉や肝臓を生食や加熱が不十分な状態で食べることで感染する。12年以降、毎年患者数が増加しており、15年は過去最多の212件に上った。16年も4月時点で、既に15年同時期の2倍強になっている。

 リストに加われば、来年度から5カ年で、豚肉を対象に生産段階における汚染実態の調査を行い、リスク管理措置の必要性を検討する。

 9月に開かれたリスク管理検討会では、「野生鳥獣肉(ジビエ)料理が広がる中、継続的な調査と適正な衛生管理の普及が重要」との意見が出た。今回の調査対象は推定感染源として疑われることの多い豚肉に限られているが、「加工・流通段階での衛生管理には共通する点も多く、ジビエの適切な取り扱いの参考にもなる」(食品安全政策課)とみる。

 同リストは随時、実態調査の中期計画は5年ごとに見直されている。今回の見直しで他に、二枚貝の生食などで感染するA型肝炎ウイルスがリストに加わり、ヒラメに寄生するクドア・セプテンプンクタータが外れる見込み。今後、10月に意見交換会、11月に意見募集を行う。

日本農業新聞

最終更新:10/2(日) 14:00

日本農業新聞

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