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画びょう23万本で福山城天守閣 広島県立東高生がモザイクアート

山陽新聞デジタル 10/2(日) 22:50配信

 ユニークな手作りアートで韓国の仲間を歓迎―。広島県立東高校(福山市木之庄町)の生徒が、ソウル市の姉妹校の来福を前に、画びょう23万本を使った福山城天守閣のモザイクアートを制作した。通信制の学校のため、まとまった時間が取れない中、昨年12月からこつこつと作品に取り組んできた。

 東高は、同じ通信制の水城(スソン)高と水原(スウォン)女子高と2012年から相互訪問して交流しており今年は4日、韓国から15人が到着する。

 作品は約3メートル角。8色の画びょうを使用し、南西の方角から見た天守閣を表現している。135のパーツに分け、これまでに生徒や教員ら約450人が制作に関わった。画びょうによる立体感を生かした堂々たる姿に仕上がった。

 東高の生徒たちは登校日が月に2回しかなく、授業の合間などに作業。9月にパーツを組み合わせ、一つの作品として完成させた。5日に東高で開かれる歓迎式で披露する。

 2年生男子(18)は「パーツをつなげて一つの絵になったとき感動した。制作がきっかけで普段顔を合わせない人とも仲良くなれた」と喜んだ。

 今年は空襲で焼失した福山城天守閣が再建されて50年。さらに22年には築城400年を迎える。宮仲基生教頭は、生徒たちの頑張りをたたえ「節目の年の祝福ムードに一役買えれば。今後、一般公開も検討したい」と話している。

 水城高と水原女子高は4~7日、福山市内に滞在。東高生と書道を体験するほか、福山城や鞆の浦を観光する。11月には東高が韓国に訪問する予定。

最終更新:10/2(日) 22:50

山陽新聞デジタル