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浦田富山市議、別の不正 政活費3万円架空請求

北日本新聞 10/2(日) 0:43配信

 富山市議会自民会派の浦田邦昭氏(70)=3期、堀=が市政報告会の資料作成代として政務活動費3万450円を架空請求していたことが1日、分かった。実際は名刺を印刷していたものの、同市議会の指針では政活費を充てることができないため、資料代に見えるよう領収書に手を加え、受領額を流用した。浦田氏は北日本新聞の取材に「不正があったかどうかも含め、3日に記者会見して説明する」と話した。

 問題の領収書は2013年4月23日付。使途は「印刷代(200部)」になっており、併せて市議会に提出した伝票には「市政報告資料作成代(200部)1部145円」と明記。25ページ分の資料内容も添付してある。

 しかし、領収書を発行した富山市内の印鑑店の社長は「名刺を600枚刷った時のものだ。ただ、『200部』とあるのは店の者の字ではない。浦田氏とは名刺と印鑑でしか仕事していない」と話す。

 実際の名刺の代金は1枚約50円になるが、より資料代に見えるように、1部当たりの単価をつり上げるため浦田氏側が「200部」と書き加えたとみられる。

 浦田氏は30日に記者会見を開き、市政報告会の費用を政活費から不正に受け取っていたとして謝罪したばかり。会派内で不正を究明する政活費調査会のメンバーでもあり、会長の村上和久市議は「非常に残念。本人からは複数の問題が見つかったと聞いているので、内容を精査する」と話した。


■政党活動に政活費 成田市議2万6000円返還へ
 富山市議会の政務活動費問題で、自民党会派の成田光雄氏(46)=1期、大江干=が1日、党支部役員とその家族や知人と実施した視察について、市議会の指針では「不適当」とされる政党活動に近かったとして、自身の参加費として請求した政活費の一部、計約2万6千円を返還する意向を明らかにした。共同通信の取材で分かった。議員辞職は否定した。

 市議会の指針によると、政活費は市議会の議員活動の経費であり、政党の支持基盤拡大などのための活動に支出してはならない。

 成田氏によると、視察は2014年11月、1泊2日で実施。東京の海上保安庁基地を訪問したり横浜湾クルーズをしたりした。メンバーは自民党支部の役員10人やその家族、知人など計21人。成田市議は視察の実態が政党活動に近かったことを認めた。

 また2日目の東京・柴又観光や横浜湾クルーズは、視察だったが「行政視察になじまない内容で、日帰りにすべきだった」として、宿泊費と2日目の手当も返還するとした。

北日本新聞社

最終更新:10/2(日) 0:43

北日本新聞