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亡き父の山ブドウ実った 氷見の鎌仲さん、住民有志と収穫

北日本新聞 10/2(日) 21:23配信

 氷見市大野の建設業、鎌仲和紀さん(39)と地元の住民有志でつくる「旬の会」(向利政会長)は2日、大野地区の農地で山ブドウを収穫した。2013年夏に水難事故で亡くなった鎌仲さんの父、芳則さん=享年(65)=の遺志を継いで栽培し、今年は過去最多となる1トンの収量を見込む。

 建設業を営んでいた芳則さんは亡くなる5年ほど前から、計約30アールの農地で山ブドウを栽培していた。13年秋からは鎌仲さんや、芳則さんが所属していた旬の会のメンバーが後を継いで管理している。

 この日は鎌仲さんやメンバー約10人が、たわわに実った山ブドウを傷付けないよう一房一房摘み取った。実が病気になった影響で昨年の収量は約500キロだったが、今年は剪定(せんてい)や肥料やり、消毒に力を入れ、粒が大きく育った。向会長(65)は「最高の出来になった。協力し管理してきたたまもの」と笑顔を見せた。

 果汁を搾ってジュースやジェラートに加工し、ひみ番屋街で販売する。鎌仲さんは「ここまで育ったのは旬の会の皆さんのおかげ。これからもしっかり管理していきたい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:10/2(日) 21:23

北日本新聞