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白山菊酒、気軽に乾杯 呼称統制機構、13店舗で飲み比べ

北國新聞社 10/2(日) 3:36配信

 「日本酒の日」の1日、白山市のJR松任駅周辺の飲食店13店舗で、白山菊酒(きくさけ)普及のイベント「菊酒バル」(北國新聞社後援)が初めて行われた。チケットを手に飲食店をはしごした参加者は、手頃な価格で家族や仲間と飲み比べを楽しみ、地元ではぐくまれてきた日本酒文化の奥深い魅力を堪能した。

 白山菊酒は市内5蔵元が製造する清酒の統一ブランドで、菊酒バルは、若い世代にも日本酒を楽しんでもらおうと、白山菊酒呼称統制機構(白山市)が企画した。

 菊酒バルの参加者は、事前に4枚つづりのチケットを税込み3000円で購入する。750円に相当するチケット1枚を店に渡すと、1合程度の地酒1杯と、刺し身や串揚げ、牛すじなど各店自慢の一品が味わえるシステムとなる。地酒は各蔵元ごとに提供された五つの純米酒から選べる。8日も開催される。

 職場の同僚や友人ら3人と参加した税理士西坂哲さん(41)=同市石同新町=は4人で3軒を回り、「質の良い地酒が安く飲めるのはうれしい」と顔をほころばせた。長女と2人で居酒屋に入った主婦横山久美子さん(73)=同市徳丸町=は「はしご酒は初めて。地域の店も分かるので、いい企画です」と話した。参加者によると、満席で入れない店もあったという。

 白山市では、2005(平成17)年に清酒としては国内で初めて、同市の地下水を使った「白山」が地理的表示保護制度(GI)に登録されるなど、ブランド化が進められてきた。同機構の吉田隆一会長は「地元の方々に対して一層の浸透を図って誇りを持ってもらい、県外の人には良い酒ができる土壌があるとアピールしていきたい」と語った。

北國新聞社

最終更新:10/2(日) 3:57

北國新聞社