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畑岡奈紗はどうする?アマVからのプロ転向 宮里藍も歩んだスター街道

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 10/3(月) 9:21配信

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技◇烏山城CC 二の丸・三の丸コース(栃木県)◇6506yd(パー71)

【写真】最終18番、バーディパットを決めた畑岡奈紗のガッツポーズ

最終日の逆転でアマチュアとして初、史上最年少でのメジャー制覇を果たした畑岡奈紗(17、ルネサンス高3年)のプロ転向が注目を集めそうだ。日本女子プロゴルフ協会の規定では「単年登録」の手続きを行い、承認されれば、ツアープロとして優勝翌日から1年間のツアー出場資格を得ることができる。現役女子高生プロは、畑岡の尊敬する宮里藍が13年前に歩んだ“スターへの道”だ。

プロ転向すること自体は本人の意思表明で可能だが、ツアーへの出場資格はLPGAのツアープレーヤーディビジョン事業部の承認を得るか、プロテスト合格などの手続きを経る必要がある。単年登録の申請期限は「優勝翌日から2週間経過後最初に到来する金曜日」で、畑岡の場合は今月21日となる。50万円の登録料も必要だ。

優勝した2日の時点で、畑岡はプロ転向について「家族と相談して決める」と態度を保留した。今大会の優勝前から、日本に比べて1シーズン早く通年出場権に挑戦できる米女子ツアーの2次予選会(17日~)出場を予定しており、最終的に出場権を得られれば米ツアーに参戦する意向を固めていた状況がある。

2003年9月に「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」を制し、同じように自力で道を切り開いたのが、当時は東北高3年の宮里藍だ。日本女子ツアーでは30年ぶり2人目のアマチュア優勝という快挙だった(その後、キム・ヒョージュと勝みなみが達成)こともあり、人気が低迷していた女子ゴルフに世間の注目が集まるようになり「藍ちゃんフィーバー」が巻き起こった。

畑岡同様に家族との話し合いの時間を設けた宮里は優勝の翌週、アマチュアとして「日本女子オープン」に出場(21位)し、快挙から9日後の10月7日に高校で記者会見を開いてプロ転向を宣言した。プロデビュー戦はそれから約1カ月後の「伊藤園レディス」で予選落ち。結局2003年シーズンは、これを含め3試合にプロとして出場し、106万800円の賞金を獲得した。

地元・沖縄での開幕戦など年間5勝を挙げ、宮里が女子ツアーのテレビ視聴率2ケタ突破も珍しくない時代を築いたのは翌04年シーズンから。伸び盛りの時に、プロの試合で経験を積んでグングンと力をつけ、日本人として初の世界ランク1位(2010年6月)まで上り詰めた。男子の石川遼も、同じように国内で力をつけて、米国男子ツアーへと飛び立った。

一方、現在の国内女子ツアーは、イ・ボミ(韓国)らの人気もあって引き続き隆盛を誇っているが、日本ゴルフトーナメント振興協会のまとめだと、昨季のテレビの平均視聴率は5.9%(最終日、関東地区)。次のスターが求められているともいえる。

畑岡も優勝翌週の今週、「スタンレーレディス」には、宮里同様にアマチュアとして出場を予定している。米ツアーのQT挑戦を続行する考えこそ示しているものの、いずれにせよ、高校を卒業する来春以降はプロとしてプレーする意向だ。LPGAの規定の変更により、宮里の時とは異なり、「単年登録」から「LPGA会員登録」へのプロテスト免除はなくなっているものの、自分の力で勝ち取った新たな「進路」といえる日本ツアーの出場権を見送ることは考えにくい。NASA旋風に期待したい。(編集部・林洋平)

最終更新:10/3(月) 10:53

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

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