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相場の動きは誰にも読めないのに、なぜ今が投資の始めどきと言えるのか?

THE PAGE 10/4(火) 17:00配信 (有料記事)

投資を始める心構えも準備もだいたい整ったという人が次に気になるのが、「いつから始めればいいのか」ということ。安値で買って高値で売れれば最高なのですが、いつもそううまくいくとは限りません。今年のように年初から大荒れの相場を前に、投資初心者は手も足も出ない状態に陥っているのではないでしょうか? しかし、長期投資の開始時期に迷ったら、今すぐ始めるべきだと、あおぞら証券・顧問の伊藤武は言います。投資につきもののタイミングリスクをどう考え、どう回避して利益を上げていけばいいのかを解説します。


  今後、市場が上昇するか下落するかは誰も分からない

 金融資産投資には必ずリスクが伴い、基本的な考えは、とる投資リスクに対し利潤が比例することです。預金を含め、リスクのない金融資産はありません。預金の場合、値下がりリスクはほぼないですが、利回りもありません。すべて投資物件のリスク特性を理解できれば、投資に向かう態度はかなり楽になります。株や不動産投資を開始するにあたっての最大リスクはタイミングリスクで、前回この連載でそれを取り上げました。銀行預金にリスクがないと考えるのは、基本的にタイミングリスクがないからです。ところが、株式投資でも不動産投資でも、買ったり売ったりするタイミングによりその成果は大きく左右されます。ということは、投資をいつ開始すればよいかは大きな課題です。

 昨年末、日経225株価平均は1万9000円近辺で引けました。そして今年の年初、新聞紙上などでは2016年末には2万円から2万2000円程度に上昇すると多くのアナリストが予測しました。ところがどうでしょう。現在、日経平均は1万6500円近辺で推移しています。今年のアナリスト予想が大きく外れているのではありません。例年の予想を集計しても、外れる回数が当たる回数を上回っています。なぜなら、市場というものはその時点での無数の情報をすべて織り込んでいるからです。相場が上昇すると大半の投資家が予想すれば、相場水準がそれを織り込み、すでに上昇の余地はその時点で少なくなっています。

 今はどうでしょうか。みずほ証券が9月に実施したグローバル投資家アンケート調査によりますと、日経平均2016年12月末でほぼ半数が1万6000円以上1万7000円未満と予想しています。年初予想が大きく外れたことによって、市場に対し強気の見通しがほぼ全滅しています。残り3カ月に過ぎませんが、私の考えでは、この予想も外れる確率が高いと思います。専門家の相場予測などは全く当てになりません。本文:7,480文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:10/4(火) 17:00

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