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【英国】GDP成長率、確定値は0.7%  国民投票直前の経済好調

NNA 10/3(月) 11:45配信

 英政府統計局(ONS)は9月30日、2016年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP、確定値)が前期比0.7%拡大したと発表した。改定値から0.1ポイント上方修正され、伸びは第1四半期の0.4%から加速。14四半期連続でプラス成長を維持しており、欧州連合(EU)離脱の是非をめぐる国民投票直前の不透明感にもかかわらず、経済は予想以上に好調だったようだ。
 
 産業別に見ると、英経済の原動力であるサービス業は0.6%拡大。改定値から0.1ポイント上方修正されたが、伸びは前期から0.1ポイント減速している。
 鉱工業は2.1%拡大。うち製造業は前期の0.3%減から1.6%増に回復した。採鉱・採石は2.8%増加。電気・ガス・蒸気・空調供給は4.6%、水道・下水・廃棄物処理は2.1%それぞれ伸びている。
 建設業は0.1%縮小。農林水産業は1%落ち込んだ。
 支出項目別では、家計最終消費支出が0.9%増に伸びが加速。政府最終消費支出はゼロ%に減速した。投資を示す総固定資本形成は1.6%拡大し、前期の0.1%減からプラスに転じた。
 貿易は輸出が1%減少した一方で輸入が1.3%伸び、輸出から輸入を差し引いた純輸出はGDPを0.8ポイント押し下げた。
 ONSのGDP統計担当トップ、ダレン・モーガン氏は「(EU離脱決定)直後の経済ショックの兆候は見られないようだ」とコメント。ただ、全体像は今後見えてくると指摘している。

最終更新:10/3(月) 11:45

NNA