ここから本文です

悠木碧さん、諏訪部順一さんら豪華声優陣の新規起用やモバイル版の制作を表明! 『アラド戦記』10周年記念イベントリポート

ファミ通.com 10/3(月) 15:57配信

文・取材・撮影:ライター Mainai

●モバイル版『アラド戦記』もサプライズ発表!
 ネクソンが運営するPC用オンラインアクションRPG『アラド戦記』のサービス開始10周年記念ファンイベント“アラド戦記10周年感謝祭”が、2016年10月1日に東京・有明のTFTホールにて開催。同作を愛する400名以上のプレイヤーを招待し、恒例の天下一決定戦をはじめとする多数のプログラムを通じて“満10歳”の誕生日をみんなで祝ったのだ。




 本稿では、この日に発表されたアップデート情報を中心にお伝えしていく。とくに今回のイベントでは、モバイル版『アラド戦記』のリリースもサプライズ発表されているので、こちらの情報も逃さずにチェックしていただきたい。


●豪華賞品を懸けてスゴ腕のプレイヤーたちがステージ上で激突!
『アラド戦記』のオフラインイベントといえば、超上級者による真剣バトルを目の当たりにできる天下一決定戦のコーナーで知られる。今回も名うての猛者たちが多数登壇し、“決闘”と“ダンジョンタイムアタック”のふたつのカテゴリーで腕前が競われたのだ。


●レベルキャップの上限が90まで開放されることが決定!
 今回のイベントでひときわ注目を集めたのが、天下一決定戦の直後に行われた“アップデート発表”のコーナー。『アラド戦記』の今後の更新情報がつぎつぎと公開され、会場のファンを驚きの渦に巻き込んでいった。


 ここからは、“アップデート発表”で明らかになった新情報を、GMフォルテ氏のコメントを交えてお伝えしていこう。なお、気になる新要素の公開時期について、GMフォルテ氏は「まだお伝えできませんが、乞うご期待です」と述べるにとどまった。なるべく早めのリリースを期待したいところだ。

【決闘場に総力戦モードを追加】


<<GMフォルテ氏のコメント>>
 決闘場に総力戦という新規モードが追加されます。アカウント内の同一サーバーに所属するキャラクターの中から、3体を選んでチームを構成して戦います。決闘場を利用できるキャラクターであれば自由に選択可能で、代表キャラクター1体とチームメンバー2体で構成できます。

【ギルドアジト戦争を追加】

<<GMフォルテ氏のコメント>>
 ギルドコンテンツにギルドアジト戦争が追加されます。敵基地の“攻撃”だけでなく、自分のギルドアジトに防衛用の建物を建築するという“防衛”も求められる新規コンテンツです。ギルドに勧誘されたキャラクターが適正レベルのダンジョンをクリアするたびに、軍資金を獲得。これを使うことで敵の攻撃や、防衛用の建物の設置が可能になります。軍資金は、桜の木や芝生といった、ギルドアジト向けの“デコレーションアイテム”の購入にも用いることができます。

【キャラクターバランスとシステムの改変】


<<GMフォルテ氏のコメント>>
 キャラクターバランスの改変では、各職業のスキルオプションなどが変更になります。これに伴い、関連する装備アイテムのオプションも変更されます。一方でシステムの改編では、いくつかの機能が新しく追加されます。

 たとえば、オーラアバターにスキンスロットという、着用中のオーラの能力を維持したまま、別のオーラのグラフィックに変更できる機能がお目見えします。

 また修練の部屋に、特定の効果が付与されたモンスターを呼び出せるようにもなります。これを使えば、ずっとダウン状態のままのモンスターや、ハイパーアーマー状態の敵を任意に出現させられるので、狩りの練習などに活用できます。

 加えて、新たに追加されるメニュー編集機能を利用すれば、頻繁に使用するメニュー機能を選んで設定可能になります。たとえば、ふだん使わない機能を非表示に変えて、使用頻度の高いものだけを表示させるようにすれば、より快適にプレイできるようになるはずです。システムの改変については、ほかにもさまざまな機能が追加される予定です。

【新規ダンジョン“覚醒アントン”実装】

<<GMフォルテ氏のコメント>>
 アントンレイドと一般アントンダンジョンを組み合わせたような作りの新規ダンジョンです。内部構造は一般アントンダンジョンと同じですが、モンスターの攻撃パターンやバランスなどは、アントンレイドと同一のものになっています。ただ、アントンレイドとは異なり、4人パーティで楽しめる作りです。このコンテンツをクリアすると、いままでアントンレイドでしか獲得できなかった救援の利器などの装備が獲得できます。(報酬品の内訳は)ランダムで決まるため(意中の装備を)確実に狙うことはできないのですが、レイドに行きづらい人はぜひこちらで救援の利器の収集に挑んでみてください。

【新規スキルの追加】


<<GMフォルテ氏のコメント>>
 外伝キャラクターのダークナイトとクリエイターに、新規スキルが追加されます。これに伴い、一部装備のオプションが変更となります。クリエイターは現状でも十分に高性能ですが、さらに強化される形になります。ぜひダークナイトも使ってください。

【Season5.魔界の概要】


<<GMフォルテ氏のコメント>>
 レベルキャップが86から90に変わります。新規の地域が追加されることに伴い、魔界駐屯地やセントラルパークなどの新たな街も追加されます。新規ダンジョンや90レベルの装備なども併せて公開予定です。

【シーズンサーバーの設置】


<<GMフォルテ氏のコメント>>
 複雑なシステムやクエストが削除された、特殊なサーバーが追加されます。こちらにはキャラクターの育成を支援する機能がたくさん付いており、通常よりもハイペースでレベルが上がるようになっております。ただしモンスターも通常より強力になっているため、スリルあふれるプレイが楽しめます。キャラクターを短時間で育成したい方や、追い詰められた状況下での戦いを楽しみたい方にオススメです。

【男メイジに新職業を追加】


<<GMフォルテ氏のコメント>>
 (上記)画像のいちばん上にいるのが、ブラッドメイジになります。血液とアビスから生成される“血気”を力の源にするメイジで、物理(属性)で中距離の敵を攻撃します。メイン武器は槍になります。

 続いて、向かって右側のキャラクターが、風を自由に操るスイフトマスター。スキルを使用しながら素早く回避し、そのまま攻撃を継続して敵を倒していきます。メイン武器は棒です。

 最後に左側のキャラクターが、ディメンションウォーカーです。次元の向こう側にある力を直接操りながら戦うメイジになります。独立攻撃力が中心のキャラクターなので、武器の精錬が重要になってきます。メイン武器は“ほうき”です。

【キャラクターボイスをリニューアル】


<<GMフォルテ氏のコメント>>
 いままでゲーム内のボイスが韓国語のままだった男鬼剣士、女格闘家、男ガンナー、女メイジの声を日本語に一新。また、外伝キャラクターのダークナイトとクリエイターのボイスも変更しました。各職業のボイスを担当する方々は、ご覧のとおりです。


●開発スタッフが語る『アラド戦記』制作の裏側
 続いては、開発者によるトークコーナーが開幕。『アラド戦記』を制作するネオプルから5人のスタッフを招き、プレイヤーから寄せられた質問を通じて、ふだんは知ることのできない同作の裏側が語られた。


 このコーナーで開発スタッフに投げかけられた質問とその回答は、以下のとおりだ。

Q.開発者の方々がこの10年間で変わったこと、変わらなかったことを教えてください。

A.この10年間で、サーバー環境やゲームクライアント環境など、『アラド戦記』はさまざまな面で進化を遂げてきました。ネクソンさんとネオプルの担当者はもちろん(同作を愛していますが)、この場にお越しいただいている冒険家のみなさんも、『アラド戦記』に対する愛情と声援は変わっていないと信じています。

Q.過去に販売されたアバターやパッケージを、再度購入できるようにはできませんか?

A.常時販売の計画はありません。ただし、年末などの特別なケースでは、再販売を検討することもありえます。コラボレーションアバターについては再販売できませんので、ご了承ください。

Q.開発者の方々が使用しているキャラクターは、何がいちばん多いのでしょうか?

A.『アラド戦記』担当者のメインキャラクターを調べてみましたところ、特定の人物に偏ってはおらず、まんべんなくプレイしていることがわかりました。個人的には女鬼剣士が多いだろうと思っていましたが、意外にも女ガンナーと男格闘家がいちばん多かったです。

Q.新しいアバターはどういうふうに考えて作っているのでしょうか?

A.日本独自のパッケージでは、できるだけ日本の冒険家のみなさんの好みに合ったデザインになるよう心掛けています。“アラド芸術祭”で寄せてくださったデザインなども参考にしながら、みんなに愛されるアバターを作るべく努力を重ねています。

Q.『アラド戦記』の開発や運営で、いちばん苦労したことは何でしょうか?

A.不具合による問題が発生するといつも苦労します。やむを得ず不具合が発生してしまったときは、冒険家のみなさんが不便を感じないよう、つねに大急ぎで修正を加えています。ときには、開発者全員が手作業で対象ユーザーのデータをひとつずつ修正して、補償を行ったこともあります。『アラド戦記』は今年で10周年を迎え、まさに長寿ゲームとなりました。いままでにないイベントやアバターなど、お客様にご満足いただくコンテンツを制作することが難題のひとつです。今後も引き続き努力を続けてまいります。

Q.“この職業が優遇されているなぁ”や、“この職業は不遇だなぁ”と思うことはありますか?

A.継続的に調整を行うことで、可能な限りすべてのキャラクターのバランスが取れるよう努力を重ねています。キャラクターごとに特徴がありますし、冒険家のみなさんの好みの違いもあると思いますので、特定の人物の優位を論じることは難しいと思います。

Q.狩りと決闘のどちらをやることが多いですか?

A.もちろん狩りの比率が高いですが、決闘もユーザーのみなさんと同様に楽しんでいます。近日中に、決闘場をターゲットにした総力戦のアップデートも予定しています。また、ワールドチャンピオンシップも開催予定ですので、決闘場関連コンテンツの今後の展開にもぜひご期待ください。

Q.とくにお気に入りのキャラクターカットインは何ですか?

A.個人的には、エイプリルフールのカットインが好きですが、最近公開されたものも派手なタイプが多いので、ぜひそちらにもご注目ください。

Q.アバターの開発は、ドット絵の関係などで大変な労力を要するのではないでしょうか?

A.ご想像のとおり、多大な努力と時間を要します。『アラド戦記』のサービス初期のアバターは、すべて開発室内部で制作しました。最近は、試案の作成のみを開発室が担当し、実際のアニメーションなどは“監修者”が制作する流れになっています。


Q.韓国、中国と(比較すると日本版は)アップデートに差がついてしまっていますが、今後差を縮めることはできないのでしょうか?

A.韓国版の開発が完了した後、ローカライズ作業を行う期間がどうしても必要なので、ある程度のギャップが生じることはご了承ください。韓国版で公開されたものが日本版に反映されるまでに、以前は半年から1年を要していましたが、現在は3~4ヵ月程度まで短縮できています。この差をさらに縮めるべく、今後も努力してまいります。

Q.『アラド戦記』は20周年まで行けると思いますか?

A.10周年を迎えられたことは本当にすごいことだと思っています。ここまで来られたのは、ひとえにみなさんのおかげです。会場にお集まりのみなさんと我々開発スタッフは、20年目まで行けると信じていると思うので、実現できる可能性は高いのではないでしょうか。これからもたくさんの声援を、よろしくお願いします。


●『アラド戦記 モバイル版(仮題)』は来年発売!
 “開発者トークコーナー”が閉幕すると、いよいよ重大発表のときがやってきた。モバイル版『アラド戦記』のリリースが、スペシャルムービーとともに発表されたのだ!


 会場で公開されたムービーには、同作のプレストーリーと思われる一文が併記されていた。それを文字に起こしたものが、こちらだ。あくまでもテキストをつなぎ合わせただけのものなので、断片的なシナリオの集合体でしかない可能性も十分考えられる。あらかじめご了承願いたい。

【映像内で語られたストーリー】
 過去の美しかったテラを記憶している女、ヒルダー。都市の害となる使徒たちを始末しようと決心するが、強力な使徒たちを始末するための名案が思い浮かばなかった……。

 そんな中、偶然発見したアラド惑星。幸い、そこにはなかなかの猛者たちが存在していることに気づいた。しかし、彼らがすべての使徒たちを始末できるほどの力を持っているのか疑問に思ったヒルダーは、使徒たちを順に送り出しながら、彼らを鍛錬する計画を立てる。

  「いまの実力ではまだ足りぬ。時間を稼がねば。もっと強くなれるように……」。ヒルダーによって開かれた次元の亀裂は周辺のすべてのものを飲み込みはじめた。「さらに強くなるであろう姿を、この場所で待っている」。

 次元の亀裂は、時間と空間の隙間……。時空間を超越する次元の亀裂は、冒険者をどの空間、どの時間帯に連れて行ったのだろうか……。



“アラド戦記10周年感謝祭”で発表された最新情報は、以上のとおり。サービス開始から10年目を迎えた『アラド戦記』は、これからもまだまだ進化を続けていく。PC版のアップデートはもちろんのこと、新たにお目見えするモバイル版の続報からも決して目が離せない。

最終更新:10/3(月) 15:57

ファミ通.com