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【Good-bye キャセイB747】巨体を支える18輪、2階部分の前方フォルム[フォトアルバム]

レスポンス 10/3(月) 9:15配信

キャセイパシフィック航空(CX)のボーイング「747-400」型機が、10月1日の羽田発香港行きCX543便で営業運航を終了。その巨体を、スターボード側からぐるっと眺めると、あらためてそのデカさに圧倒される(写真24枚)。

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ポートサイド側のタラップを伝って地上へと降り、キャセイ最後のB747旅客機、登録記号「B-HUJ」を見上げると、その特徴的な機首のフォルムがよくわかる。機体前方、2階部分があるふくらみと、そのアッパーデッキと同一フロアに構えたコックピットが、B747だけにある“フェイス”。1階部分は、機首先端まで客室空間(ファーストクラス)として使われ、操縦席の直下から先端まで客室窓が連なる。操縦席の窓を“鳥の目”に見立てると、その頬からくちばしにかけて、点線の模様があるという感じ。

ウィングレットがついた羽の下には2発のエンジン。「RR」というロゴが横腹につくロールスロイス製で、ファンが風になびきながらゆらゆらとまわっていた。地上から太さの違うダクトが複数伸び、機体とつながっている。「駐機しているときは、地上から電源や空調済みエアを送り込んでいる」とスタッフが押してくれた。客室ドアの数も多く、スターボード側だけ数えても、前方に2つ、2階部分に1つ、翼上に1つ、後方に2つと、片側で6つある。

1度に360人前後を運べる巨体を支えるタイヤは、ブリヂストン製。“使用感”がにじみ出ているタイヤの側面には、「BRIDGESTONE AIRPLAN H49×19.0-22」という文字。B777が前2+右6+左6の14輪に対し、B747は前2+右4×2+左4×2の18輪の、5本の足で巨体が支えられている。

機体の後方には、「SWIRE」の文字。キャセイパシフィックは、oneworld アライアンスのメンバーだが、ロンドン拠点のスワイヤー・グループの一員であることを大きく表示していた。この垂直尾翼などに塗られた赤いラインは、今後のキャセイ機からは消えていく。昨年発表された新デザインは、赤いペイントが消滅し、よりシンプルなカラーリングになるから、“2階建ての特徴的なクチバシ”にささる赤い帯も、これで見納め。


(付記)ポートサイド前方客室ドア外枠にリベット止めされたプレートの情報

BOEING 747-467
SERIAL NO. 27595
A/C REGISTRATION NO. B-HUJ
OWNER Cathay Pacific Airways Limited
ADDRESS 33rd Floor, One Pacific Place, 88 Queensway, Hong Kong

《レスポンス 大野雅人》

最終更新:10/3(月) 9:49

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