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畑岡奈紗がアマ初メジャーV!NASAから命名のスーパーJKが歴史的快挙

デイリースポーツ 10/3(月) 6:04配信

 「女子ゴルフ・日本女子オープン・最終日」(2日、烏山城CC=パー71)

 女子ゴルフ界にスーパーJKが飛び出した!5位から出た17歳のアマチュア、畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高3年)が5バーディー、2ボギーの68で回り、通算4アンダーで逆転優勝した。アマチュアがメジャー大会を制したのは史上初。17歳263日は、宮里藍の20歳105日を塗り替える大会最年少優勝記録。また、平瀬真由美の20歳27日を更新するメジャー最年少優勝記録となった。堀琴音(20)=東芝=が1打差の2位。長野未祈(千葉・麗沢高1年)は78と崩れ、10位に終わった。

【写真】両親と一緒 優勝トロフィーを手に笑顔を見せる

 優勝が決まった瞬間、畑岡はアマチュア仲間の新垣、佐渡山の手で炭酸水シャワーを浴びた。プレーオフに備えて練習をしていたパッティンググリーン。直後にうれし涙が噴き出し、駆け寄った父・仁一さん(51)、キャディーを務めた母・博美さん(46)と歓喜の抱擁をした。

 「うれしい!ワンショット、ワンショット悔いのないよう打てば、もしかしたら優勝できるかなと思ったけど、まさか…。自分でもびっくりしています」

 プロに引けを取らない豪打が魅力の17歳。16番でボギーをたたき、嫌なムードになりかけた後、490ヤードの最難関ホール、17番パー4のセカンドショットが流れをつなぎ止めた。ピンまで残り210ヤードを今週から入れた4Wで打ち、見事グリーンを捉えて2パットのパーにまとめた。

 この時点で首位の堀に1打差つけられていたが、最終18番で驚異の粘りを見せた。残り145ヤードの第2打を7Iで打ち、ピン奥4メートルにピタリ。難しい下りのフックラインをど真ん中から沈めてバーディーフィニッシュを決めた。3組後の堀が17番でボギーをたたき、18番でバーディーを取れなかったため、優勝が決まった。

 苦い経験を快挙につなげた。昨年の樋口久子Pontaレディースは2日目まで首位に立ちながら、最終日に渡辺彩香と優勝争いの末に崩れて7位に終わった。「渡辺さんは後半に入っても集中力を高めてバーディーを取っていた。私にはそれができなかった。自分もああいうプレーがしたいと思って練習しました」。この日はスイングテンポと素振りを大事にし、苦手だったバックナインでスコアを伸ばした。

 1968年に創設された日本女子オープンは今年が第49回。その伝統ある大会でアマチュアが優勝者に名を刻んだのは初めて。両親が「前人未到のことを成し遂げるように」との願いを込め、米航空宇宙局のNASAから取って名付けられた「奈紗」が、女子ゴルフの新たな歴史のとびらを開けた。

最終更新:10/3(月) 8:03

デイリースポーツ