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余市町民と交流 北海道訪問の若松市民親善団

福島民報 10/3(月) 12:49配信

 北海道を訪れている会津若松市民親善訪問団は2日、昨年に同市と親善交流都市となった会津藩ゆかりの地・北海道余市町に入り、会津藩士の子孫らと交流した。両市町の関係者は会津藩士が開拓し日本で初めて実らせたリンゴ「緋(ひ)の衣」が紡いだ絆を、一層強めていくことを誓った。
 余市町のホテル水明閣で同日夜、親善交流会が開かれ、訪問団約100人と町関係者約50人が出席した。小林正一訪問団長のあいさつに続き、室井照平市長が「緋の衣の縁を大切にしていく。両市町ともに発展していこう」とあいさつした。
 嶋保町長が「今の余市があるのは会津藩士の苦労のたまもの。感謝する」と歓迎し、室井市長と記念品を交換した。目黒章三郎市議会議長の発声で乾杯した。アトラクションで余市町の北海ソーラン太鼓保存会が勇壮な演奏を披露した。
 交流会に先立ち、室井市長らが「緋の衣」の原木が1本だけ残る農園を訪ね、管理する藩士の子孫・吉田浩一さんから説明を受けた。町内にある会津藩士の墓も参拝し、子孫の水野隆志余市町福島県人会長から墓の歴史を聞いた。ニッカウヰスキー工場余市蒸溜所も見学し、函館市では五稜郭公園などを視察した。
 訪問団はゆかりの地を巡り、歴史に理解を深めるとともに、さらなる交流を図るため毎年実施している。

福島民報社

最終更新:10/3(月) 12:53

福島民報