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【W杯アジア最終予選】「10番」香川再起へ長友が支援

東スポWeb 10/3(月) 17:08配信

 ハリルジャパンが背番号10を中心にして再建に乗り出す。日本代表はロシアW杯アジア最終予選イラク戦(6日、埼玉)に向け、2日に埼玉県内で合宿を開始した。結果次第で指揮官の進退問題に発展する状況で、イレブンはMF香川真司(27=ドルトムント)を再生し、チームの立て直しを図る方針。特に日本代表復帰を果たした“ベストパートナー”の存在が10番の再起を支える。

 現在の香川はドルトムントでチームの構想から外れつつあり、ベンチ外となった9月27日の欧州チャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦まで公式戦3試合連続で出番なし。1日のレーバークーゼン戦でようやく出場にこぎつけたが、後半26分からの出場で見せ場もなくチームは敗戦。アピールに失敗した。

 こうした窮地において、香川は代表合流前の2日に自身のブログで心境をつづり「最終予選が2試合終わり、個人のプレーに自分では全く納得していません」と苦しい胸の内を吐露。「本当に考えさせられました。代表でも、クラブでも。ただ僕はこのままでいたくない。この悔しい思いのまま終わりたくない」と代表での復活を固く誓った。

 もちろんバヒド・ハリルホジッチ監督(64)も日本の10番に大きな期待を寄せる。かねて「日本のキーになる選手だ。自分の能力を出せば、ゲームが変わることを見せてくれる」と高く評価。攻撃の要となるトップ下の位置を任せているのがその証拠だろう。どうすれば香川の力を最大限に引き出せるのかもテーマの一つにしている。

 まさかの敗北を喫した9月1日のUAE戦後には選手間でも様々な課題や打開策が議論された。すでにチーム内では“香川支援”の方針で一致しており、負傷で代表を辞退したFW宇佐美貴史(24=アウクスブルク)は「真司君のスペースがなくなっていた。それがないと真司君のよさが出ない。サポートで動くようなイメージでいきたい」と話していた。

 さらに今回の2連戦では“追い風”も吹く。9月の最終予選に故障で参加できなかったDF長友佑都(30=インテル)が復帰するのだ。2人は公私ともに親交が深く、ピッチ上では長年名コンビとして息の合ったプレーを披露。6月のキリンカップ・ブルガリア戦でも香川のゴールを長友がアシストするホットラインが機能した。何でも相談し合える仲だけに、香川にとっては心強い味方となる。

 日本はイラク戦で再び格下にホームで敗れるようなことがあれば、ハリルホジッチ監督の更迭が浮上する正念場。苦悩する10番が日本の救世主となるか。

最終更新:10/3(月) 17:08

東スポWeb

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