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樹木希林、「永い言い訳」イベントで本木雅弘を指し「この方にピッタリの題名」

映画ナタリー 10/3(月) 21:38配信

「永い言い訳」の特別試写会トークイベントが本日10月3日に東京・ユーロライブで行われ、キャストの本木雅弘、監督の西川美和が登壇した。

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「永い言い訳」は、西川の同名小説をもとにしたヒューマンドラマ。妻の事故死を悲しむことができずにいる作家・衣笠幸夫が、同じ事故で母を失った兄妹とその父親との交流を通して変化していくさまを描く。

登壇した本木と西川が挨拶を終えると、ゲストとして樹木希林が登場。中央に座った樹木が「これ私が真ん中でいいの?」と言うと、本木が「本当は私が真ん中だったんですけど、樹木さんと監督に挟まれるのが恐怖で」と説明し笑いを誘う。

樹木は「今回の映画はどういう作品なのかと思って台本を見せてもったら『永い言い訳』とあって」と述べ、本木を指して「この方にピッタリの題名ですよ!」とコメント。西川は「希林さんが『タイトルがいいわよ、あなた』とおっしゃっていたときに、どういう意味かなと思ってたんですけど、そういうことだったんですね」と笑う。

イベントでは、事前に募集した一般客からの相談に3人が答えるコーナーが設けられた。28歳の女性からの「人を見極める目がないことに悩んでいます。これまで出会ってきた相手はみんな、最後には浮気をしたりする人でした」という相談を、樹木は「『見る目がない』っておっしゃるけど、そういう相手に出会ってしまうのは似た者同士だからですよ」と一刀両断。本木が「ということは、樹木さんも(内田)裕也さんの中に自分自身を見たということですか?」と聞くと、樹木は「そっくりです。でも、向こうが破天荒で私が尽くしてるように見えるけど、本当は私のほうがすごいですよ」と答える。

「不倫をしてしまいそうな自分が嫌です。結婚しているのに恋に落ちてしまったらどうしますか?」という質問に対して、樹木は「本木さんはね、そういうことをするとめんどくさいことになるのが嫌だからしないみたいですね」と本木に代わって返答。自身の答えとして「不倫、すればいいんじゃないですか。嫌だとか言ってないで一度してみたら、大変だということがわかるんじゃないですかね」とアドバイスした。

最後に「この映画を作りながら考えていたのは、人のつながり方にはいろんな形があるのではないかということです。家族とか夫婦という関係性に閉じこもらず作品を受け止めてもらえると、自分の周りの世界の見え方も違ってくるのではないかと思います」とメッセージを送った西川。樹木はそんな西川を「監督、美人でしょ。でも性格は悪くないのね。珍しいわよね。性格悪くない人って凡庸な作品を作るものなんだけど、そんなことはない。こういう人がどんどん出てくると映画界が楽しくなるので、期待しております」と称賛してイベントを締めくくった。

「永い言い訳」は10月14日より全国ロードショー。



(c)2016「永い言い訳」製作委員会

最終更新:10/3(月) 21:38

映画ナタリー

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