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「続・深夜食堂」完成披露で小林薫「グレードアップしました」と自信

映画ナタリー 10/3(月) 23:50配信

「続・深夜食堂」の完成披露舞台挨拶が本日10月3日、東京・丸の内TOEIにて行われ、主演の小林薫をはじめとするキャスト13人と、監督の松岡錠司が登壇した。

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安倍夜郎のマンガをもとにした本作は、2015年に公開された映画「深夜食堂」の続編。これまで3シリーズが製作されたドラマ版と同様、にぎやかな街の路地裏に佇む小さな食堂「めしや」を舞台に、小林薫扮するマスターと個性豊かな客たちとの交流を描き出す。

全長約4m、50万円相当の熊手が置かれた舞台には小林薫と松岡のほか河井青葉、小島聖、キムラ緑子、渡辺美佐子、多部未華子、不破万作、安藤玉恵、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、光石研が登壇。マイクを握った小林薫は「壇上に上がっている人数が多いもので、何度も拍手させてしまってすいません」と観客への気遣いを見せる。松岡も「これだけの人数がいると気が遠くなりますよね」と述べたあと、「名誉だなと思ったのは、20代から80代まで、1つの映画の中でさまざまな世代が演技のアンサンブルを繰り広げること。その幅の広さは僕の1つのテーマでもあります」と作品の魅力を語った。

2009年に放送されたドラマ第1弾から主演を務める小林薫は「ドラマは4シリーズ目で、映画は2作目。こんなに続くとは思っていませんでした。誰しも言う『前作よりもうんと面白くなりました』という言葉は聞き慣れてると思いますが、本当にグレードアップしました。また違う『深夜食堂』の味わいが繰り広げられていると思います」と自信をのぞかせる。

前作の映画に出演し今回からレギュラーになった多部は「今回のお話が来たときに、『ラッキー!』とガッツポーズをしました。でも取材の方に『レギュラーとして……』って言われるのがまだこっ恥ずかしいです」とはにかむ。一方渡辺は、一緒に仕事をするのは5作目という松岡に対して「私より若いのにすっごい生意気で、『そこは美佐子さん、真面目にやって』とか言うんです。言いたいことをどんどんおっしゃるんですが、なぜか私は『そうね』と素直に聞いてしまって。そんな力を持った松岡さんとお仕事できてうれしかったです」と撮影現場を振り返った。

池松壮亮演じる年下の男・清太に惚れられるさおり役を担当した小島は「おいしいものがたくさん食べられるんだろうなと期待してたんですが、枝豆とビールだけでした」と笑い、「人の呼吸がわかるようなカウンターで芝居ができたのはすごいうれしかったです」とコメント。小林薫と同じく状況劇場出身で、常連客役の不破は「7年間ずーっと忠さんをやっています。そんなにやっていたんだと思いますが、『めしや』はマスターが飽きない限り、もう何年か続けてほしいです」と笑顔で話す。

観客へのメッセージを求められた小林薫は「この映画は路地も料理もそうですが、人物も主役だと思っていて。それぞれ常連のお客さんに“人生”っていうドラマがあって。不破さんなんかドラマが滲み出てるでしょう」と返答。それを受け松岡は「『深夜食堂』をわかっている方々に続編として作品を発信するのはけっこうなプレッシャーだなと感じた。唯一言えるのは、前回よりもっとお腹がすきます。ご覧になったあとは何か胃に入れたくなる。そうやって誰かと話してどんどん広がっていくといいなと思います」と観客に思いを届けた。

「続・深夜食堂」は11月5日より全国ロードショー。なお10月21日よりNetflixにてドラマ版の新シリーズが全世界190カ国で同時配信される。



(c)2016 安倍夜郎・小学館/「続・深夜食堂」製作委員会

最終更新:10/3(月) 23:50

映画ナタリー

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