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北海道の女子中学生がグランプリ アニメ大好きオーディション『アニストテレス』ファイナルステージ

デビュー 10/3(月) 22:25配信

 水瀬いのり、伊波杏樹ら人気声優が輩出し、今回で第5回目を迎えた『ソニー・ミュージックアーティスツ アニメ大好きオーディション Anistoteles (アニストテレス)vol.5 ~大切なことはすべてアニメが教えてくれた~』のファイナルステージが2日、都内で開催。MCを務めた伊波杏樹が見守る中、北海道出身の中学3年生・滝澤七星さんがグランプリに選ばれた。

【写真】『アニストテレス』ファイナルステージの模様 MCを務めた伊波杏樹

 今年『第十回声優アワード主演女優賞』を受賞した水瀬いのり。『ラブライブ!サンシャイン!!』の高海千歌役を演じた伊波杏樹など、人気声優を輩出している『アニストテレス』。アニメ好きなら誰でも応募できるオーディションで、第5回となる今年は6711組のなかから選ばれた11名がファイナルステージに立った。公開イベント形式で行なわれる最終審査で、ファイナリストはアニメソングの歌唱、そして好きなアニメのワンシーンの演技をパフォーマンス。観る側も出る側も、MCの伊波も、芸人のがっつきたいかもアニメ好きという空間で、それぞれがアニメへの愛を存分にアピールしていった。

 グランプリを獲得したのは北海道の14歳、滝澤七星さん。歌唱審査ではLiaの『鳥の詩』(アニメ『AIR』主題歌)を透明感のある伸びやかな歌声で披露。さらに演技審査では、『進撃の巨人』7話からミカサの台詞を選択。「バドミントン部の全国大会で壁にぶつかっているときに、立ち向かっているミカサに勇気付けられて、吹っ切れました」と、静かな中にも強い意志を感じる凜とした表情で演じきった。またMCとのトークでは「絶対音感がある」ことを明かし、日常の音を音階で表して見せるなど、客席を引き付けた。

 滝澤さんは、オーディションを受けるのは今回が初めて。元々アニメと歌が大好きでアニソンシンガーに憧れを抱いていたが、彼女の歌を聞いた友達の勧めでオーディションを意識するようになり、通信カラオケで『アニストテレス』の存在を知って応募。「分からないことばかりだったんですが、その状況自体を楽しめました。たくさんの人の前で歌って話せたことがいい経験で、緊張ももちろんあったんですけど、楽しさが上回っていました」とステージ自体を楽しめたことが、いいパフォーマンスに繋がったようだ。

 楽しむことが出来た理由のひとつが、同じアニメ好きのファイナリストたち。「北海道から来て友達もいないので、そんなところに一人で行くのは不安だったんですけど、やっぱり皆さんアニメ好きなので話も合うし、燃えちゃって“○○可愛いよねっ!!”って叫んじゃったりして(笑)。緊張や不安も嘘だったかのように楽しくしてました」。さらに本番前の声出しの時には「みんなが知ってる『ラブライブ!』の『No brand girls』とか『けいおん!』の『ふわふわ時間』とかを歌っていました。『No brand girls』はみんなでグルグル回って踊ってました」と、ライバルであり同志のファイナリストが支えとなった。

 グランプリ発表の瞬間には、思わず号泣。「特別賞のときに呼ばれなかったので“ああ、ダメだな”って下を向いている時に名前が呼ばれて…泣いちゃいました。私、アニメ以外では泣かなかったので。アニメではたくさん泣いてるんですけど。こんなに自分が泣く人なんて思ってなくてビックリしました」と笑う。そして「2回も東京に連れてきてくれてありがとう」と客席の父親に感謝を述べた滝澤さん。「北海道なので、飛行機に乗って東京にやってくることもほとんど無いので…東京も新鮮で楽しいことばかりでした。家族や先生にも負担はあったと思うんですけど、私を受け入れてくれて、感謝しています」としみじみ語った。

 グランプリを獲った今、一番の夢は「アニメのオープニング、エンディングを歌うことです」とキッパリ。歌唱審査で曲を選んだアーティスト、Liaに憧れている。「曲を聴くだけで情景が浮かんできて、それだけで泣くような感じになっていたので、私も歌だけで、人を感動で泣かせたいと思いました。アニメの風景を伝えられる歌手になりたいです」と、これからの目標を語った。まだ14歳の北海道の少女が、『アニストテレス』にゲストで凱旋する日もそう遠くないかもしれない。

最終更新:10/4(火) 16:16

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