ここから本文です

“森林のプロ”育成へ 来年4月に大学校開校 セラピー、鳥獣対策も 兵庫県

日本農業新聞 10/3(月) 7:00配信

 兵庫県は来年4月、森林・林業の担い手育成に向けた「県立森林大学校」を宍粟市に開校する。専攻科と研修科で構成。林業の知識や技術を習得するだけでなく、森林浴の癒やし効果を病気予防などに生かす「森林セラピー」が履修でき、鳥獣害対策も含め、森林全般の幅広い知識を学べる特徴を持つ。県によると、全国には林業大学校はあるが、「森林大学校」の名称を使う専修学校は全国初という。

 専攻科は2年制で、定員は20人。カリキュラムは公立の林業大学校と同じく、林業の実践的な技能の習得に主眼を置くが、森林セラピーや森林をレクリエーションとして活用する方法を学ぶ「保健休養学実習」、増え過ぎた野生鳥獣の捕獲手法や防除を学べる「野生鳥獣害被害対策」など、地域に貢献できる森林経営の即戦力となる人材を育成する内容だ。

 「伐採等業務従事者」など17種類の専門資格が取得できる他、林業先進地への研修視察を盛り込んだ。専修学校のため、4年制大学への3年次編入の受験資格を得られる。

 また、林業経験者を対象とした短期間の研修科を設置した。校舎は閉校した小学校を活用。市内にある100ヘクタールを超える峰山県有林や県立森林林業技術センターなどを授業で利用する予定。

 県によると、県内の50歳未満の林業労働者は1993年度に1839人いたが、2013年度は900人となり、20年間で半数以下に激減した。林業の担い手育成が急務となる現状を踏まえ、県では昨年から「森林大学校の創設にかかわる有識者会議」を設置し、準備を進めていた。

 県林業課は「実践的な技能をだけでなく森林の科学的な知見も身に付けた、地域にも貢献できるリーダーを多く育てたい」と話す。

 県は第1期生を募集している。出願期間は、推薦入試が10月13~26日。一般入試の前期が11月17~30日、後期が17年1月12~25日。問い合わせは県林業課、(電)078(362)3601。

日本農業新聞

最終更新:10/3(月) 7:00

日本農業新聞

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。