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《秋季関東高校野球群馬県予選・決勝》前橋育英 3季連続V 健大高崎に4―3

上毛新聞 10/3(月) 6:00配信

 高校野球の第69回秋季関東地区大会県予選最終日は2日、桐生球場で決勝を行い、前橋育英が4―3で健大高崎を振り切り、4年ぶり4度目の優勝を決めた。来春の選抜大会出場につながる関東大会は22日に栃木県で開幕し、両チームが出場。組み合わせ抽選会は12日に行われる。

 ▽決勝
健大高崎
 100 000 101―3
 100 102 00×―4
前橋育英

 ○…前橋育英は初回に丸山のソロで同点。四回は左前打で出塁した吉沢を三塁に置き、黒沢の中犠飛で勝ち越した。六回には飯塚の2ランで加点した。先発吉沢は7回を投げ自責点2。継投の丸山は1点差に迫られたが、踏ん張った。

 健大高崎は初回に山下の内野安打で先制。七、九回には安里の二塁打、適時打で加点したが、あと1点が遠かった。

◎ライバル相手に勝負強さ…前橋育英

 荒井直樹監督が「大会を通して選手が成長している」と口にしていた通り、粘り強く戦った前橋育英が3季連続優勝を果たした。

 初回に先制を許したその裏、「甘ければ思い切り振ってやろうと思っていた」先頭の丸山和郁が2球目を右翼席中段に運んだ。すぐに追い付いたものの、決して楽な試合ではなかった。

 今夏144キロをマークした先発吉沢悠が「甘い球はほとんど打たれた」と振り返る。試合前から速球を狙ってくると分かっていたが、吉沢は力のある直球で勝負。内角攻めで押すと、打ち損じの凡打も誘い、主導権を渡さなかった。

 五回までリードは1点。決してセーフティーでない展開に下位も奮起した。六回に2死から吉沢が自ら右前打で出塁すると、打率5割と好調な飯塚剛己が続いた。高めのボール球をポール際の右翼席へ貴重な2ラン。8番の左打者は「何よりチームで勝てたのがうれしい」と素直に表現した。

 九回に1点差に迫られ、なおも2死満塁と同点、勝ち越しのピンチをしのぎ、ライバルとの一戦を制した育英。指揮官は「関東はあくまで通過点。甲子園で勝つためにも選抜を狙う。そのためにまず3週間で走攻守の向上を図る」と次を見据える。同点ソロを放った丸山は「甲子園で3年生たちの借りを返したい」と力を込めた。

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最終更新:10/3(月) 6:00

上毛新聞