ここから本文です

神馬 岡山・浅口で力強く駆け抜ける 大浦神社で伝統の競馬十二懸神事

山陽新聞デジタル 10/3(月) 8:30配信

 岡山県浅口市寄島町、大浦神社の秋祭りで2日、約450年前から伝わるとされる競馬神事(市無形民俗文化財)があり、2頭の神馬が力強く駆け抜ける姿に約3千人が見入った。

 寄島地区を回ったみこし、千歳楽(せんだいろく)などが次々と境内に入り、豪快な練りで会場を沸かせた後「競馬十二懸(かけ)神事」がスタート。かみしも姿の環太平洋大3年森本悠友さん(21)と岡山理科大3年安永佳佑さん(20)が神馬にまたがり、東西の鳥居の間約150メートルを疾走。例年は12往復で競うが、今年は旧暦のうるう年に当たるため、13往復して一年の無事と五穀豊穣(ほうじょう)、豊漁を願った。

 毎年、寄島に里帰りして見物するという福山市、会社員男性(43)は「馬の迫力や千歳楽の熱気がたまらない」と話していた。

 競馬神事は永禄年間(1558~70年)に戦国武将・細川通董(みちただ)が神社を現在地に移した際、馬40頭を参列させたのが始まりとされる。

最終更新:10/3(月) 8:30

山陽新聞デジタル