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パナソニック、電力線で1Gbps伝送「HD-PLC Quatro Core」発表-8K映像伝送に対応

日刊工業新聞電子版 10/3(月) 15:30配信

通信速度を4倍、距離は2倍まで拡張

 パナソニックは電力線や同軸ケーブルを通信に活用するHD―PLC(電力線搬送通信)技術で、通信速度を最大4倍まで拡張する技術を開発して、ライセンス提供を始めた。1秒当たりの通信可能速度は最大で毎秒1ギガビット。フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ8K映像も伝送できる。監視カメラや社会インフラなどへの利用を見込んでいる。

 通信距離も拡張でき、ワンチップで5段階までモードを切り替えられる。LSIメーカーへの提案を進める。

 IPコア「HD―PLCクアトロコア」の標準モードは通信速度が同240メガビットで、宅外配線ケーブルを使った場合の通信距離は500メートル程度。ここから2倍、4倍と通信速度を拡張できる。また2分の1、4分の1モードでは、通信距離をそれぞれ1.5倍、2倍に伸ばせる。

 荒巻道昌PLC事業推進室長は「社会インフラを支える技術として安全性やコスト、利便性を向上できる」とアピールした。

最終更新:10/3(月) 15:30

日刊工業新聞電子版