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今さら聞きにくい…子どもに多い「自家中毒」の予防法は?

ベネッセ 教育情報サイト 10/3(月) 16:00配信

普段は元気なのに、原因不明の嘔吐(おうと)を繰り返す それはもしかしたら「自家中毒(周期性嘔吐症)」という病気かも知れない。「自家中毒」とは、3~13歳ぐらいまでの子どもに多い、周期的な嘔吐を繰り返す病気。もしもかかってしまったら? 症状のしずめ方や予防法を、帝京大学医学部小児科客員教授の児玉浩子先生に教えていただいた。

周期性嘔吐症を頻繁に繰り返す場合は、予防薬を半年~1年位服用させて発症を鎮める方法があります。また、吐く前兆がわかっている場合は、前兆が見られた時に症状を鎮静させる薬を与え、直前に発症を抑える方法もあります。この病気は、同じ症状を繰り返すことが特徴の一つなので、発症した時にメモをとって、症状のパターンや前兆を把握しておくことをおすすめします。

症状を起こしやすい食べ物には、ミカンなどのかんきつ類、アイスクリームなどの冷たい物、チョコレートのような覚醒作用の含まれるもの、加工食品などで化学物質が含まれているものなどが挙げられます。個人差がありますので、与える時に注意してください。

子どもが周期性嘔吐症と診断されたら、学校の先生にも伝えて理解してもらい、前兆があれば早めに対処する、吐いた時の心のケアをするなどの対応をしてもらえると、子どもに安心感が生まれ、治りも早くなると思います。また、子どもの中には保護者に腹痛などの症状を訴えると、「また食べ過ぎて!」と叱られると思い、我慢する場合もあります。子どもが素直に自分の体調の変化を伝えられるよう、普段から心配りをしてあげてください。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:10/4(火) 10:58

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