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岩国移駐後は騒音緩和 ブッシー司令官米海軍厚木基地

カナロコ by 神奈川新聞 10/3(月) 18:15配信

 在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)のジョン・ブッシー司令官は神奈川新聞のインタビューに応じ、周辺に250万人が暮らす基地上空の航空機運用や、2017年ごろとされる空母艦載機の岩国基地(山口県)移駐の展望について語った。

 -厚木には過去2回の赴任経験がある。現在の周辺の環境をどう見るか。

 「最初に配属された当初から過密化が進んでいた。米軍の横田(東京都)や航空自衛隊の入間(埼玉県)の基地、羽田などの民間空港が近接し、空域も非常に混雑している。飛行は極めて複雑だ」

 -過密地の上空を飛行する際の注意とは。

 「病院や学校の上空を避けるなど、飛ぶ場所には常に注意を払う。英語のリスニングの授業や卒業式などで飛行自粛の要望を受ければ調整しているし、騒音軽減のため常に高度を保って飛ぶようにしている」

 -騒音被害を訴える住民運動が周辺で続いている。

 「常に真剣に受け止め、地元自治体とコミュニケーションを図るようにしている。ただ、われわれの飛行は訓練や即応力維持など、すべて必要あってのことと理解してほしい。安全性を最優先に運用している」

 -岩国への艦載機移駐について司令官就任時、どのような引き継ぎや助言を受けたか。移駐後の厚木基地はどう運用されるか。

 「コミュニケーションの透明性確保が最重要。艦載機の移駐について、できるだけ率直に伝えるようにと引き継いでいる。ジェット機の移駐後は、米軍のヘリコプター部隊と海自の航空機が駐留する基地となり、騒音は軽減されるだろう。ただ米海軍にとって厚木の重要性は変わらない」

最終更新:10/3(月) 18:15

カナロコ by 神奈川新聞