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笑顔のパパになろう 茅ケ崎の安藤さん講演

カナロコ by 神奈川新聞 10/3(月) 19:04配信

 子どもを産み、育てやすい社会をつくるため、父親の子育てについて考える講座「パパの子育て 楽しもう!」が2日、茅ケ崎市の市民文化会館で開かれ、子育て中の夫婦ら約30人が参加した。

 父親の子育て支援などを行うNPO法人「ファザーリング・ジャパン」代表理事の安藤哲也さん(53)が講演し、「よい父親ではなく、笑っている父親になろう」と呼び掛けた。

 2男1女の父である安藤さんは、長女誕生後「なぜ、日本はこんなに育児がしにくい国なんだろうと感じた」と振り返る。

 当時、インターネット通販大手企業に勤務。仕事が忙しく、共働きの妻とはけんかが絶えなかったという。「ある日、長女に泣きながら『お父さん、お母さん仲良くして』と言われ、ハッとした」と安藤さん。長時間労働を見直し、働き方を変えた。

 同法人の調査によると、男性の育児、家事時間は1日平均30分にとどまる。「仕事が忙しくて、時間が取れない父親はたくさんいる。でも、それはお父さんではなく、そういう働き方を強いる社会が悪い」

 男女雇用機会均等法が成立したのは1985年。「政府はその後30年間、子育てしやすい環境、法整備をしてこなかった。無策が子育てしにくい社会、少子化を生んだ」と安藤さん。

 参加者の父親らを前に「父親が変われば、社会も変わる。そのために大切なことは、父親であることを楽しむこと。仕事だけではなく、家庭、地域で活躍して幸せなパパになろう」と話した。

最終更新:10/3(月) 19:04

カナロコ by 神奈川新聞