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筋肉強化は美のバランスも大切 県内でフィジーク普及 

北日本新聞 10/3(月) 0:41配信

 全身の筋肉の迫力を競うボディービルとは異なり、筋肉のバランスや立ち居振る舞い、髪型などが総合的に評価される新しい競技「フィジーク」に取り組む人が県内で増えている。県ボディビルフィットネス連盟は、来年9月に第1回の県大会を開くことを決定。筋肉を大きくしようとトレーニングに励む人が初めて出場する競技会としても最適で、筋トレ人気の高まりにも一役買いそうだ。 (社会部・野村達也)

 海外では定着し人気を集めるフィジークだが、日本では近年になって競技者が増え、2014年に日本ボディビル・フィットネス連盟が主催する全国大会が始まった。大会で男子はサーフパンツを着用。女子部門は「フィットネスビキニ」という名称で、水着での出場となる。ポージングは前後左右から筋肉などを見せる4種類で、ボディービルの7種類より少ない。男子、女子ともに過度に付いた筋肉は減点対象となる。

 「ここ1年ほどで興味を持つ人が増えた」と話すのは、トレーニングジム「ワークアウトジム983」(富山市天正寺)の桑島聡代表(47)。トレーニングの成果を見せようと競技会に参加したいものの、ボディービルの大会に出場するのは抵抗がある人らに注目されているという。

 同ジムでは早くも来年の県大会を見据えて体を鍛える利用者もいる。高岡市佐野の公務員、金剛聖幸さん(29)は2年前から本格的にトレーニングを始めた。競技会に参加した経験はなく、「来年までには体重を10キロ増やしたい。県大会が開かれることになってモチベーションが上がっている」。1年半ほど前からジムに通う富山市藤木の主婦、米丘奈緒さん(26)は「鍛えた体を見てもらうため大会に出てみたかったのでうれしい」と話す。

 県内初のフィジークの大会開催は、今年9月の県ボディビル選手権で発表された。現在、大会に向けて年齢や身長による種目分けについて検討している。県ボディビルフィットネス連盟の水尾仲秀理事長(53)は「大会開催をきっかけにフィジークがさらに知られるようになり、体を鍛えてみようという人が増えればうれしい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:10/3(月) 0:41

北日本新聞