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浦田富山市議辞職 政活費不正で12人目

北日本新聞 10/3(月) 12:25配信

 富山市議会自民会派の浦田邦昭市議(70)=3期、堀=が3日、政務活動費の使い道として認められない名刺の印刷代3万8550円を計上したり、酒代を茶菓子代に含めて22万4300円を受給したりする不正があったとして、議員辞職した。請求分は返還するという。一連の政活費の不正で辞職する市議は12人目で、うち10人が自民会派。

 浦田氏と会派の五本幸正会長、柞山数男幹事長が市役所議会棟で記者会見し、経緯を説明。浦田氏は謝罪しつつも「あくまで不適切な処理」と言い、辞職の理由を「連日の報道で家族に心身の負担をかけている」と述べた。

 会見での説明によると、浦田氏は2013年4月と15年1月に市政報告会の案内状や資料作成代として受け取ったが、実際には名刺を印刷していた。市に提出した書類には「市政報告資料作成代」とあり、資料も添付されていた。

 同氏は、「印刷代」と書かれた領収書を会派事務員に渡した後に、事務員が市政に関する資料を添付したと説明。領収書をよく確認しないまま事務員に渡し、説明も不足していたとし「勘違いで、うかつだった。事務員から報告も受けたはずなので、自分の責任」と述べた。

 同氏は9月30日にも会見。13年6月に開いた市政報告会を巡って不正があったと謝罪した。3日の会見で同氏は、出席者を水増しして記入したのも事務員だと説明した。

 事務員が関与したと言う元市議らが複数いることから、五本氏は会派として事務員に話を聞くとした。

 浦田氏は高見隆夫議長に辞職願を提出し、許可された。10月30日告示の市議補選は県議選出馬のため辞めた1人分を含め、欠員13で行う。

北日本新聞社

最終更新:10/3(月) 12:25

北日本新聞