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ノンアルコール飲料、あえて苦み 「お酒っぽさ」出す秘密 塩も少々…

withnews 10/5(水) 7:00配信

 成長中のノンアルコール飲料市場。鍵になるアルコール感を出すため、メーカーは知恵を絞っています。ポイントは「香り」と「苦み」。さらに、サイト上でもアルコール飲料と同じページに掲載するなど、お酒らしさを徹底しています。

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「リアルテイスト製法で、アルコールっぽさを出します」

 サントリーによると、ノンアルコール飲料「のんある気分」には、三つの最新技術が使用されているそうです。

 一つ目は、お酒に含まれる複雑な「香り」成分を再現する技術。
 二つ目は、サワー・カクテルに欠かせない、複雑な果実感を再現する技術。
 三つ目は、塩味や苦味など、ジュースにはないお酒らしい味わいをもたせる技術。

 この三つの技術はあわせて「リアルテイスト製法」と呼ばれ、「お酒らしさ」を実現しているそうです。

 ノンアルコールビール「オールフリー」にもリアルテイスト製法が使われています。加えて、麦芽100%の一番麦汁や、アロマホップなどビールと同じ原材料と製法で製造しています。

 2009年、はじめて完全ノンアルコールのビール「キリンフリー」を開発したキリン。それまでのノンアルコールビールは、まずビールを製造してからアルコールを取り除いていたため、アルコールは微量ですが残ることがありました。

 キリンは、酵母を使わずにアルコールを発生させない製法を開発。「キリンフリー」でも、チューハイの技術を使ってアルコールっぽさを出しているそうです。

ノンアルコールなのに、分類ジャンルはお酒類?

 アルコールがゼロとはいえ、商品の位置づけには気を配っています。

 サントリーのホームページを見ると、アルコールが全く入っていない0.00%の「ノンアルコール飲料」でも、お酒類のページに掲載されています。

 サントリーによると「20歳以上の飲用を想定して開発した商品のため」というのが理由。

 本物のビールやアルコール類の商品を未成年者の目に、なるべく触れさせないようにする狙いがあるそうです。

ビールテイストの主な客層 30代成年男女

 サントリーによると、2013年の調査で、男性にもノンアルコール飲料が広がっている結果が出たそうです。50歳以上のシニア層にはノンアルコールビールを飲む人が多く、50代、60代は「カロリーゼロ」「糖類・糖質ゼロ」などの機能性も意識しているそうです。

 一方、40歳以下の若年層はノンアルコール飲料の中でも、カクテル、チューハイ、梅酒テイストが人気で、その理由は「お酒を飲めない人も気分を楽しめる」「酔わずにお酒気分を楽しめる」が約9割を占めているそうです。

 最新の2015年4月の調査では、「ノンアルコールビールのユーザーは女性の比率が高め」という結果が出ました。「お酒を飲めない人と一緒に飲めること」や「カロリーなどを気にせず飲めること」などが魅力になっているそうです。

 現在、同社のノンアルコールビール「オールフリー」は30代男女がメインユーザーで、男女の比率は半々。若い世代にも広がっていることから、今後もノンアルコール飲料市場は広がる傾向にあると予測しています。

最終更新:10/5(水) 7:00

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