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「文化を知って、好きになってもらいたい」 朱文清・台湾文化センター長

中央社フォーカス台湾 10/4(火) 17:46配信

(台北 4日 中央社)東京都港区虎ノ門に台湾文化の発信拠点「台北駐日経済文化代表処台湾文化センター」が開設されてから今年6月で1年が経過した。朱文清センター長はこれまでを振り返り、「ここに来れば台湾に触れられるということが多くの人に認知されてきた」と手ごたえを語っている。

以前は同じく港区白金台にある台北駐日経済文化代表処の中にあった台北文化センターが文化の発信拠点として機能していた。だが、イベントスペースが限られているほか、大使館に相当する代表処という場所柄、気軽に立ち寄れる場所ではなかったなどの理由で、数年前から移転が検討され、昨年6月に正式オープンを果たしたのが同センターだ。

海外で台湾の独立した文化拠点があるのは、仏・パリ、米・ニューヨーク、香港と東京。これまでは「台北市」の施設と誤解されることもあったため、日本の対台湾窓口機関、交流協会の理解を得た上で、「台湾」を名称に冠した。「台湾全体の文化を紹介したい」という願いが込められている。

「センターは相互理解、友好関係促進につながる。文化に国境はありません」と朱センター長。同センターで美しいものや特色のあるものに興味をもった人が、台湾に実際に足を運び、文化や生活をさらに理解してもらえばと期待を寄せる。

また、台湾のアーティストを日本のイベントに参加させる芸術交流の促進や、映画やテレビ産業の日本進出の手助けなども同センターの重要な役割だ。すでに来年実施されるイベントの準備などが進められており、その数は70。毎週、日本のどこかで台湾文化に接することができ、相互交流が図られるという。

平日にも多くの人々が足を運ぶ。リピーターも増えているほか、霞ヶ関の官庁街にも近く、日本政府の官僚がふらりと立ち寄ることもあり、架け橋としての役割を十分に発揮している。朱センター長は「日本の人にもっと台湾を、台湾の文化を知ってもらい、好きになってもらいたい」と来訪を呼びかけている。

(齊藤啓介)

最終更新:10/4(火) 17:46

中央社フォーカス台湾

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