ここから本文です

“美術芸人”福本ヒデがSMAP、小池都知事に見せたい絵

東スポWeb 10/4(火) 10:09配信

 SMAP、小池百合子知事はこれを見て――。美術検定2級を持つ社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の福本ヒデ(45)が美術芸人としても大忙し。講師や美術館ツアーガイドに自作展、ラジオ番組では時の人に見せたい絵を紹介するコーナーも始まった。

 民間検定の美術検定は年に1回行われ、1級を目指す福本は公演のため11月の今年度は受けられない。先月末には講師として都内で4級合格への指南講座を開き、満席になった。そこで紹介したのが、出演する「吉田照美 飛べ! サルバドール」(文化放送)で「話題の人に見てもらいたい絵」を挙げるコーナー。放送はラジオのため、作品を見たい人向けにネット上に動画もアップ。解散するSMAPにはマティスの「ダンス」、小池氏には53億円売却で話題になったゴッホ「ひまわり」を薦めた。

「マティスの特徴は『補色』。SMAPも5人が補い合って成功した。ところがこの絵は、足を引っ張ったり、5人で手をつなぐ輪が切れている描写もある」。メンバー間の対立も指摘された現状を想起させる。「ゴッホは厚塗り。小池さんも石原慎太郎さんに厚化粧と言われた」。小池氏が主である都庁と同作品は新宿にある点も共通する。講座を開いた「美術Academy&School」の中尾豪氏は「美術は普段から接していないと難しいと思われがちだが、ヒデさんは笑いに変えて、面白く話してくれる」と、アートと笑いの融合に可能性を感じた様子で語った。

 今春はルノワール展が人気を呼び、伊藤若冲展には4時間待ちの行列ができるなど、近年の日本は美術館の企画展がにぎわう。美術検定は2013、14年の平均で2700人が受験。「趣味検定が全体的に衰退している中で、美術検定は変動が少ない」(同検定事務局)

 若冲展に並んだ福本は芸術の秋、「サルバドール・ダリ展(開催中)、ゴッホとゴーギャン展、デトロイト美術館展(いずれも今週末から)」と都内での展覧会を要注目とした。

最終更新:10/4(火) 10:09

東スポWeb