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故宮博物院前院長、北京故宮の顧問を辞職へ 「不適切」の指摘受け/台湾

中央社フォーカス台湾 10/4(火) 18:48配信

(台北 4日 中央社)馮明珠・国立故宮博物院前院長は4日、北京故宮研究院に宛て、顧問職の辞職届を前日に郵送したことを明らかにした。馮氏の北京故宮顧問就任をめぐっては、情報漏えいを懸念する声が上がっており、違法の可能性も取り沙汰されていた。馮氏は辞職の一因には、林正儀現院長に「不適切」と指摘された点があると述べた。

馮氏は顧問就任について、報酬の取り決めは一切なく、問題はないと考えたために引き受けたと説明。また、北京故宮研究院は純粋な学術交流の場であり、特権的な機関でもなく、さらに、顧問職は必要な際にカウンセリングを行うだけで栄誉職に当たると弁明した。

故宮博物院の院長は大臣に相当し、退任後の一定期間は中国大陸への訪問や一部重役への就任などが制限される。だが、馮氏は在任中、この期間を従来の3年から3カ月に短縮する手続きを取っており、疑念が浮上していた。これに関して馮氏は、博物館の事務は国家機密に触れることはない上に、短縮は自身が主導したものではなく、3カ月と規定している政府機関は故宮だけではないと強調した。

馮氏は、今年5月の政権交代後は一般市民に戻ったものの、国の法律や規定は必ず遵守し、国家機密の漏えいなどを起こすことはないと繰り返した。

故宮博物院は辞職に対し、馮氏の決定を尊重するとした。一方で、辞職の背景に林院長からの指摘があったことについてはコメントを控えた。

(鄭景ブン/編集:名切千絵)

最終更新:10/4(火) 18:48

中央社フォーカス台湾

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