ここから本文です

利便性と駆動性を備えた一般産業用高機能インバータを発売

MONOist 10/4(火) 7:55配信

 日立産機システムは2016年9月20日、現行の産業用インバータ「SJ700」シリーズの後継機として、一般産業用高機能インバータ「SJシリーズ TypeP1」計41機種を開発したと発表した。適用モーター3相200V級で最大出力0.4~90kWの17機種、同3相400V級で最大出力0.75~400kWの24機種をそろえ、同年10月1日より順次販売を開始する。

【その他の画像】

 SJシリーズ TypeP1は、機能安全規格IEC61508/EN61800 5-2 SIL3 STOに標準で対応。誘導モーターやPMモーター運転時の駆動性・制御性を向上できる。オプションでSS1/SBC/SLS/SDI/SSMにも対応している。また、Modbus-RTUを標準で搭載するほか、オプションでイーサネット/EtherCAT/PROFINET/Profibus-DPなどのフィールドネットワークもサポートした。

 独自のプログラム運転機能「EzSQ」とインバータ間通信機能「EzCOM」を採用し、上位装置や外部制御回路の一部を減らすことができる。例えば、EzSQのプログラムを活用すれば、リレーやタイマー、スイッチなどを接続するシステムで、リレー回路などの外部回路を削減できる。他にEzCOM機能では、複数のロールをコントロールする巻取機において、複数インバータ間の速度・トルクを容易に同期運転できるという。

 さらに、0.3Hzの低速域でも高始動トルクが可能で、クレーンのスムーズ運転を常時支援する。誘導モーターとPMモーターに1台で対応し、PMモーターでも低速域から高トルクを実現できる。精密な金属加工用途でも最高周波数590Hz(PMモータ制御時は400Hz)の高速回転が可能で、ゲインマッピング機能によりクレーンの荷ぶれなどの振動を低減できる。

 CE/UL/c-UL/c-Tickなどの海外規格に加え、200V級は200~240V、400V級は380~500Vの受電電圧に対応。外部から24VDC制御電源を供給することで、主電源がOFF状態でもパラメータを設定することもできる。オペレータにはカラー液晶オペレータを採用し、操作性を向上させた。

 価格は、3相200V級で最大出力5.5kWの「P1-055LF」が31万5000円、3相400V級で最大出力22kWの「P1-220HF」が101万7000円となる。

最終更新:10/4(火) 7:55

MONOist

なぜ今? 首相主導の働き方改革