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IoT利用率、大手製造業を中心に5.4%に向上

MONOist 10/4(火) 9:55配信

 IDC Japanは2016年9月13日、国内IoT市場における企業ユーザー動向の調査結果を発表した。IoTを利用する従業員数100人以上の企業は4517社中245社。利用率は5.4%で、前年比0.5ポイント増だった。大手製造業を中心に利用が増えているという。

 産業分野別の利用率を見ると、製造/資源セクタが8.5%で最も高かった。組み立て製造やプロセス製造分野で以前よりIoTを活用してきたことが、利用率が高い理由だという。

 その他の分野での利用率は、流通/サービスセクタが3.2%、公共/インフラセクタが4.0%、金融セクタが3.5%だった。

 IoTの用途を見ると、業務効率化やコスト削減を目的とした社内向けの用途が全体の8割を占めた。一方で、顧客へのサービス付加価値向上や新規ビジネス創出を目的とする社外向けの用途も徐々に広がっているという。

 IDC Japanは、「社内用途でIoTを利用する企業は、費用対効果の明確化の難しさ、セキュリティ懸念、技術力不足、人材育成の遅れなどを課題として認識している。また社外用途で利用する企業では、IoTによる事業競争力のさらなる強化や、新規顧客開拓に向けて試行錯誤する取り組みが見られる」と、国内IoT市場の動向について分析している。

最終更新:10/4(火) 9:55

MONOist