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辻新監督就任会見を球団事務所で行った西武の不安は“渋チン路線”

東スポWeb 10/4(火) 17:06配信

 来季の西武新監督に就任した辻発彦氏(57)が3日、就任会見を行った。スーツ姿で会見に臨んだ辻新監督は「監督が自分に来るとは思っていなかった。ユニホームを着てグラウンドに出る以上、優勝を目指す」と断言。契約は2年で背番号は現役時代の西武「5」、ヤクルト「8」から「85」に決まった。

 今季、中日一軍作戦兼守備コーチだった辻新監督は現役時代の1995年オフにヤクルト移籍。実に21年ぶりの古巣復帰となる。3年連続でBクラスの西武は失策数が101とリーグワースト。二塁手で7年連続を含む8回もゴールデン・グラブ賞に輝いた新指揮官は「球際の強さは気持ちの問題。守備で言えば必ずつかむ、アウトにすると食らいつくこと。練習でできないものは試合でできない」と守備面の強化を誓った。

 今回の会見は親会社の西武ホールディングスの所有するホテルではなく、所沢市内の球団事務所で開かれた。2013年10月に就任した伊原春樹元監督と同じ場所で、伊原元監督は14年6月に途中休養している。また同年秋には田辺監督代行(当時)がそのまま監督に就任したが、就任会見は本拠地最終戦の西武ドームで行われ、他球団では当たり前のホテルでの会見は西武ではご無沙汰となっている。会見には50人近い報道陣が詰め掛けたが、会見場は手狭でイスに座れない記者も多くいた。

 辻新監督はFA移籍が取りざたされる岸孝之投手(31)については「ヤバイね。(鈴木)本部長にお願いします」と流出阻止を希望したが、球団はFA権を行使しての残留は「マネーゲームになる」(鈴木本部長)と認めない方針。新体制となる西武だが、この日の“節約”ぶりを見る限りは球団運営に大きな変化はなく、やはり前途は多難か。

最終更新:10/4(火) 22:02

東スポWeb