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クルーズ懲罰抹消か “サボリ癖”再発で由伸監督ガマン限界

東スポWeb 10/4(火) 17:06配信

 巨人でまた頭の痛いトラブルが発生だ。ルイス・クルーズ内野手(32)が3日、出場選手登録を突然、抹消された。高橋由伸監督(41)は「チーム事情」としたが、懲罰の可能性もある。これで8日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの出場は不可能に。攻守の要だった助っ人に、いったい何があったのか――。

 シーズン終了後に予定されていた宮崎でのCS合宿が台風接近のために中止となり、チームはこの日、東京ドームで全体練習を行った。問題のクルーズも球場には姿を見せた。だが、練習開始前にロッカーの荷物をまとめると、なんとそのまま帰宅してしまった。

 その後、選手は黙々と調整に汗を流したが、グラウンドでは国際部の関係者が由伸監督ら現場首脳陣と厳しい表情で話し合う姿が見られるなど、ピリピリムード。練習中にクルーズの登録抹消が公示されたことが伝わると、事情を知らされていない選手たちが徐々にざわつき始めた。

 練習終了後、詰め寄る報道陣に由伸監督は「なんと言えばいいのか…。チーム事情としか言えない」とクルーズ抹消の真相は語らず。手続き上はファイナルステージ2戦目から再登録が可能となるが「それはわからない。普通に抹消したということです」と吐き捨てるように重ねた。

 クルーズは1日の阪神とのシーズン最終戦に先発出場した。2日は休養日。コンディションに重大な問題が発生したとは考えにくい。「いるメンバーで戦うことに特に変わりはない。(クルーズの代わりに)出られる人はチャンスじゃないですか」と指揮官が冷たく言い放ったことからも、2人の間でなんらかの衝突があったことは明らかだ。しかし球団からの説明はなく、フロントは「監督が話したことがすべて」と口をつぐんだ。

 CS直前のこのタイミングで主軸の助っ人を戦列から外す決断は重い。契約上の問題や、グラウンド外でトラブルなどが起きた可能性もあるが、真っ先に考えられるのは、今季ベンチを散々悩ませた“サボり癖”の再発だ。

 今季のクルーズは、4月28日の阪神戦(甲子園)で受けた左足首への自打球の影響で登録を2度抹消。その後もなにかと言い訳を口にして練習や一塁への全力疾走を怠るなどプレーに身が入らない助っ人に、指揮官はイライラを募らせていた。シーズン終盤の9月10日には、夫人の出産に立ち会うため、球団の許可を得て3度目の登録抹消となって渡米。再来日して同20日に再登録された。

 由伸監督は個人主義に見えて、チームの輪を乱す行為には相当に厳しい。関係者によると、クルーズは直接会談後「すぐに謝罪の意思を示していた」というが、我慢強い指揮官がキレたのだとすれば相応の理由があったとしか考えられない。

 首脳陣と外国人選手のトラブルといえば、今季途中までヤクルトに在籍していたオンドルセクの一件が記憶に新しいが…。球団とは来季までの2年契約を結ぶクルーズだが、今後の成り行き次第では去就問題に発展する可能性もありそうだ。

最終更新:10/4(火) 21:58

東スポWeb

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