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片品・武尊牧場スキー場 今冬で営業終了へ

上毛新聞 10/4(火) 6:00配信

 群馬県などが出資する武尊山観光開発(前橋市)は3日、県の指定管理者として運営する武尊牧場スキー場(片品村花咲)の営業を、今冬を最後に取りやめる意向を明らかにした。

◎武尊山観光開発が意向

 同スキー場は国の「大規模観光レクリエーション地区」の認定を受けて県が開発を主導し、1979年に開業。県によると、92―93年のピーク時には約8万7000人の入り込み客があったが、スキー離れとともに客足が減って赤字が慢性化。雪不足も影響し、昨冬の入り込み客はピークの2割程度となっていた。

 遠藤一誠社長は「スキー場としての役割を終えたと考える。今シーズンはありがとうキャンペーンなど、最大限やっていきたい」と話した。同社は2006年度から指定管理者となっているが、17年度以降を辞退。県の吉田功幸観光物産課長は3日の県議会産経土木常任委員会で、「廃止はやむを得ない」と述べた。

 敷地は村有地で、休憩施設の一部と汚水処理場などを県が所有。同社は、近くのオグナほたかスキー場も村の指定管理者として運営しており、現在69人いる武尊牧場の従業員のうち、希望者はオグナに配転する。

 武尊牧場には村が整備したクロスカントリーの常設コースがあり、国体や高校総体などで利用されている。営業終了後の跡地について、千明金造村長は「残念だがやむを得ない。大会で使いやすいよう、除雪態勢を整えたい」としている。

最終更新:10/4(火) 6:00

上毛新聞