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日本が農業国になるには カルビーの元社長講演

両丹日日新聞 10/4(火) 8:00配信

「スローフードへ意識改革を」

 一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構は、福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学で農業の将来について考える公開セミナーを9月30日に開いた。カルビー株式会社の相談役で元社長の松尾雅彦さんによる講演と中丹地域で活躍する農家らのパネルディスカッションを行い、出席した約50人が、農業のめざすべき姿を探った。

 松尾さんは「日本は、農業国になれるか?」をテーマに講演。日本の農業が衰退した原因は、都市部の経済ルールである市場経済を農村部に浸透させたこと、稲作中心の農業基本法が原因だと説明した。

 解決策として、住民の食の実態調査をすること、サービスは量ではなく質を求めること、ファストフードからスローフードへと消費者の食の意識を改革することなどを挙げた。

 日本が農業国になるためには、地元で愛されるブランド食品を作り上げることや耕畜連携などが大きな可能性を秘めているとした。

 講演のあと、綾部市で茶園を営む櫻井喜仁さんなど4人を迎えて、講演内容の感想や農家の課題などを話し合うパネルディスカッションが行われた。

両丹日日新聞社

最終更新:10/4(火) 8:00

両丹日日新聞