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フェロクロムの対日価格、2年ぶり高値

鉄鋼新聞 10/4(火) 6:00配信

 主にステンレス原料に使われるフェロクロムの対日価格が大幅に上昇した。ステンレス最大手の新日鉄住金ステンレス(NSSC)と南アフリカのサプライヤーとの間で行われていた10~12月積み価格交渉は3日までに、7~9月積み比約11%値上げで決着した。値上げは2期連続で、新価格は2年ぶりの高値となる。NSSCはクロム価格上昇によるコスト増の吸収を急ぐ。

 10~12月積みの値上げによって、クロム系ステンレス鋼材の原料コストは1トン当たり5千円程度上昇する見込み。
 NSSCが南ア社と合意したのは主にステンレス原料となる高炭素フェロクロム。新価格はクロム純分1%当たり118セント(着価格)で2014年10~12月積み以来、2年ぶりの高値となる。同価格は7~9月積みも大幅に上昇しており、90セント程度だった4~6月積みに比べると3割強値上がりすることになる。
 フェロクロム価格が急騰したのは、最大の生産国南アでクロム鉱石やフェロクロムの生産が停滞しているため。同国では、価格低迷が長引いた影響で、今年に入ってクロム関連企業が経営破綻に追い込まれたり生産を休止したりする動きが相次いでいた。
 ステンレス向けフェロクロム需要が堅調に推移する中で、供給不足が顕在化。これをきっかけに鉱石とフェロクロムが連れ高となっている状況。

最終更新:10/4(火) 6:00

鉄鋼新聞

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